「以後の監督のテーマになる漢たちの絆、宿命、悲哀の片鱗がみられる傑作」城市特警 矢萩久登さんの映画レビュー(感想・評価)
以後の監督のテーマになる漢たちの絆、宿命、悲哀の片鱗がみられる傑作
『城市特警』(1988)
監督2作目。製作に『男たちの挽歌』『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』のツイ・ハーク が参加。中国に返還される10年前の混沌とした社会情勢や空気のなか、マフィアの暗躍をリー・チ―ホンを率いる『アンタッチャブル』なチームが果敢に挑むチームアクション。ブレイク直後のジョイ・ウォンもとにかく美しい。
当時流行った血しぶき満載のゴアでスプラッターなシーンも多いのですが、以後の監督のテーマになる漢たちの絆、宿命、悲哀の片鱗がみられる傑作でしたね。
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