劇場公開日 1996年3月20日

「ただのファンタジーではないおもしろさ」ジュマンジ おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ただのファンタジーではないおもしろさ

2018年3月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

公開当時に話題となっていたのは知っていましたが、機会がなく未鑑賞でしたので、続編の公開前に見てみました。

率直な感想として、おもしろくて、とてもいい話でした。主軸となるストーリーは単純で明快ですが、ゲームクリア後のオチが秀逸で、単なる荒唐無稽なファンタジーで終わっていないのがとてもよかったです。冒頭の靴工場のシーン、パリッシュ親子の仲違い、両親を失ったジュディとピーター等、綿密に配置された伏線が、終盤でみごとに回収され、主人公アランの成長と親子愛が絡み、温かい話に仕上がっています。

また、CGや合成、特殊メイク等が多用された映像も、当時としては斬新で、エキサイティングなものだったと思います。残念ながら、今の私たちにはアラや安っぽさが気になるレベルなので、今春公開の続編で、映像の進化を味わわせてくれることを期待しています。

おじゃる