「ただのファンタジーではないおもしろさ」ジュマンジ おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
ただのファンタジーではないおもしろさ
公開当時に話題となっていたのは知っていましたが、機会がなく未鑑賞でしたので、続編の公開前に見てみました。
率直な感想として、おもしろくて、とてもいい話でした。主軸となるストーリーは単純で明快ですが、ゲームクリア後のオチが秀逸で、単なる荒唐無稽なファンタジーで終わっていないのがとてもよかったです。冒頭の靴工場のシーン、パリッシュ親子の仲違い、両親を失ったジュディとピーター等、綿密に配置された伏線が、終盤でみごとに回収され、主人公アランの成長と親子愛が絡み、温かい話に仕上がっています。
また、CGや合成、特殊メイク等が多用された映像も、当時としては斬新で、エキサイティングなものだったと思います。残念ながら、今の私たちにはアラや安っぽさが気になるレベルなので、今春公開の続編で、映像の進化を味わわせてくれることを期待しています。
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