13日の金曜日(1980)のレビュー・感想・評価
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これ流行ったんですよねー
怨恨の果ての殺人
もはやお笑いと化してしまった感のあるジェイソンシリーズの第一弾。今の時代にこれ見て怖がれというのも難しい話ですが、公開当時見ていたら、その当時の自分なら、怖くて夜中トイレに行けなかったかもしれません。
シャイニングとジョーズを混ぜて薄めたような雰囲気がありました。なかなか姿を表さない敵に恐怖心が煽られるのですが、ちょっと表さなさすぎ。殺され方も単調で飽きてくるし、グロい死体だけ見せられても、あまり怖くないんですよね。…今だから言えることか。
まあ今の時代に感想を述べるのは難しいですが、新しい発見として、あのジェイソンの代名詞になったホッケーマスクは、一作目には出てなかったんですね。
なんか、お疲れ様でした、という感想です。
【13日の金曜が不吉であることを広く知らしめた作品。ジェイソン誕生作でもある。】
逆『サイコ』
想像の50倍くらい面白くなくてビビった。というのもたぶん、本作の映画史的立ち位置が「B級バカ映画」の枠をズレて「古典的ホラー」の枠に収まってしまっているからだ。私はもちろん古典的ホラーだと思って見たのであえなく撃沈した。
序盤の若者がワイワイやるシーンには特に面白味がないし、『サイコ』の母子を逆にしたようなオチのつけ方も『サイコ』という明確なリファレンス先がある以上特に驚けない。見せ方に特段の工夫があるわけでもなく、かの有名なジェイソンくんも出てこない(こればかりは私のリサーチ不足ですね…)。
これを見るくらいだったらトロマのクソホラー映画でも見ていたほうがまだ楽しいと思う。「誰でも知ってるタイトルの映画はだいたい面白い」というジンクスを今まで無邪気に信じてきたが、こういう例外があると食指が伸びにくくなってしまうから勘弁してほしい。
手軽にその時代を味わえる素敵な作品
あまり年代物の旧作は見ないのですが、13日の金曜日のゲーム実況から興味が沸き作品を視聴するに至りました。
率直な感想としては、とても楽しめました。流石は名作ですね。
現代の作品とはまた違った、その時代の味を楽しめる素晴らしい作品だと思います。
特に個人的なお気に入りは、BGMやSEを楽器で表現しているところです。
バイオリンやピアノなどの楽器だけでで緊張感を煽られるのは今となっては逆に新鮮味すらあります。
この作品のおかげで、数十年前の旧作も色々見てみようと思えるようになりました。
リメイク版以降の作品はあまり評判がよろしくないので見ないようにしておきます(笑)
13日の金曜日に、13日の金曜日
名作ホラー
元祖「13金」。
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