劇場公開日 1972年4月29日

「少年達の一夏の大冒険」11人のカウボーイ komasaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0少年達の一夏の大冒険

2023年4月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

楽しい

興奮

話が進むに連れて、雇い主から父親へと変わっていくウィル。相手を大人として扱う姿は、「良い子にしているのよ」と送り出した親たちと対象的。

牛泥棒たちの追跡に気づくところから、一気に緊迫感が増してくる。その身をもって強さとは何かを少年達に教えるウィル。最期、彼らにお前達は一人前だと伝える。

子供にとって、親や尊敬する人に一人前と認められる事はとても大切な通過儀礼だと思う。その後、少年達は牛泥棒から牛を取り戻して目的を果たすことを選択し、実行する姿は痛快。

ウィルや少年達の助けとなるナイトリンガーはとても良い存在感。

komasa