「男らしさの伝承」11人のカウボーイ 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
男らしさの伝承
強くて優しくて、悪を憎む。
全く期待しなくて観たが、予想外に良かった。
牛追いに雇用した11人の少年たちを率いる主人公ウィル(ジョンウェイン)。
途中悪党が現れ、正々堂々と立ち向かったウィルは、卑怯なやり方で殺される。
11人の少年たちの前で。
『親は、子が親を超えることを望んでいる。』というセリフが印象深い。
親でもあり、子でもある自分。親の生き様をまじかで見てきたから感慨深かった。
真摯に子供に生き様を見せることは大事だなあ、。今の時代は難しいが
仕事中の親を見たら、子供にかなりのいい影響を与えるに違いない。
主人公の死後、たくましく牛泥棒をやっつけるシーンは素直に胸がすく感じ。
全編わかりやすく、上手くいきすぎだが、それだけにストレートに伝わるものがある。
娘にも見てもらいたい。
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