シックス・センスのレビュー・感想・評価
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全然分からなかった!
いやー、見事に騙されましたー!まさか、マルコムが〇〇だったとは!!その結末を知った上でもう一度頭から見ると、いろんなところに散りばめられた伏線が非常にたくさんあったことに驚かされました。マルコムが近づくと寒がるアンナ、一人分しか用意されていない食事、閉ざされた地下の書斎。一番衝撃的だったのは、劇中マルコムがコール以外とは会話していないということ。マルコムには話しかけないのコールの母リン。。レストランで一切会話しないアンナ。。こんなにたくさんの違和感があったのに気づかなかったとは、見せ方の素晴らしさを見せつけられました。でも、1年間もみんなから無視し続けられても(そのはずですよね?)、平然としているマルコムのメンタルってスゴいですね(笑)
あと、コールの人間的な成長の展開もまたよかった。最初はただただ幽霊の存在に怯え、ヒステリックになり、周りから白い目で見られていたコールが、現れた幽霊と向き合い、話を聞いて、自分にできることを行う前向きな子供に生まれかわった姿。さらにはお互いに完璧な母親、優秀な子供ではなかったかもしれないけど、最後まで繋がり続けたコールとリンの親子の絆もまた印象的でした。
コール役を演じたハーレイ・ジョエル・オスメントの天才っぷりがまたスゴいですね!あの不安げな表情、ヒステリックな表情、いろんな表情を使い分けて、演技していたスキルの高さに脱帽です。
How the story end? グッとくるホラー
U-next で配信が終わりそうだったので慌てて観賞しました。
えー、実はワタクシも初見の時に途中でマルコムが幽霊って気が付いてしまった派でありまして。本作ってどんでん返しで有名じゃないですか?で、どうしても何かあるぞ視点で観ちゃってたんですよね。なので初見の時には「やっぱりね」って気持ちが強かったのですが、久々に見直してみて改めて良くできているなっと思いました。
今ではよく見る心霊現象中に息が白くなる演出って、もしかして本作が一番最初だったりするんですかね?誰か検証してください💦ちゃんとコールが「霊が見える」って話をするまでは、ちょっと不思議な所はあっても直接的な幽霊の描写ってないんですよね。なので幽霊がいるのか、それともコールがおかしいだけなのか観ているこちらもわからないように話が進んでいきます。上手い事作ってありますね。
後、カメラワークも上手いんです。例えば序盤のマルコムがコールの家にいてゲームをやるシーン。マルコムからカメラが引く事でコールが後退りするのを表現してたり。同じくコールが病院のベッドで寝ているシーンでもコールにカメラが寄る事でマルコムがコールに近づいたのがわかるように撮ってて。キャラクター側の視点になっていて、色々と考えて作ってあるなぁっと感心します。
で、ブルース・ウィリスの抑えた演技も良いんですよね。初見ではブルースが幽霊ぶん殴る話かも?って思ってたら本作はアクションなしでした😅ハーレイ・ジュエル・オスメント君は本当に天才子役だったんですね。あの幽霊が見えるって告白するシーンの表情っていったら!今ではとっちゃん坊やになっているのが悲しい😢ちなみにゲロ吐いてた女の子はミーシャ・バートン(最近観ないけど)。
ラストのどんでん返しばかりが話題になり勝ちな本作ですが、それ以外も丁寧な作り方をしてて、あの終盤の車の中でのコールとお母さんの会話にはグッと来た人も多いはず。M・ナイト・シャラマンが一気に有名になったのも納得の名作でした。
やっぱり最高傑作
上映当時映画館でみて、地上波でやっているときはなんとなくながら見はしていたけど、改めてもう一度ちゃんと鑑賞。
当時見たときは子どもだったのもあり、ホラー映画として見ていた。
オチは絶対に言わないでね!という告知文からわくわくして、首吊りのおばけとか、頭ぱっくり割れてる少年とか、ゲロゲロしてる女の子とかそっちの印象が強く残っていた。
当時は映画館は入れ替え制ではなく、一度入れば、い続けられたので、そういえば、もう一回そのまま見たっけ。
そんなホラー映画として認識していたのだけど、人間ドラマとしても本当に感動する。
コールが、霊が見えるとマルコムに泣きながら告白するところ、母親にいたずらを疑われてわかってもらえないところ、洗剤を入れられて殺された女の子の妹に優しく話しかけるところ、妻と話せないマルコムに優しく助言するところなどなど、小さいコールが本当かわいくて、つらくて、ずっと泣いちゃう。
最後はマルコムのおかげで霊を恐れるのではなく、悩みを聞いてあげるという行動に移したことで、少しは恐怖が薄れた様子のコール。
学校でも化け物と言われていじめられていたのに、劇の主役をやれるほど、環境は変わった。
そして母親にも幽霊が見えることをついに話す、コール。このシーンは涙なしには見れません。
幽霊が見えるんだと信じさせるための告白をこんなふうにするとは。
そして、こどもを助けるという未練があった、本当は死んでいて幽霊だったマルコムはコールを救ったことで、ひとつ願いを叶えた。そして、もうひとつ妻と会話したいという未練。コールから寝ているときに話すといいと言われたので寝ている妻に話しかけたときに、自分は死んでいるんだと気づく。
マルコムの未練もまたせつない。。。
寝ている妻と愛を誓いあうことができて、マルコムは天に帰っていく。
死んでしまったひとと、残されたひとの思いなど死生感についても考えさせられる。
ホラー要素ももちろんあってこわいんだけど、心があったかくなるシーンもあって、本当にいい映画だと思います。
ネタバレ絶対に禁止
ずっと見たかったのに中々タイミングがなくて見れてなかったもの。どんでん返しものってことは知っていて、ネタバレを避けてきたから楽しめた。
序盤に出てくる自殺した少年がドニーウォールバーグってことに気付かなかった。役作りで20㌔も痩せたらしい。
第6感が霊感ってことは知っていたけど、こんなにホラー要素あるとは思わなかった。幽霊が嫌いな私的には中盤にいくらか怖いシーンあった。
最後のどんでん返しを知っていたら楽しさ半減していたと思う。最後までこんな結末考えてなかったため、めちゃくちゃ泣けた。
泣ける場面があるって?
この映画は、その昔 レンタルビデオで見た。
家族全員でそろってコタツに足突っ込んで、煌々と灯りのついた部屋で見た。
のに、怖くて 家族でぎゃあぎゃあ言いながら見た。
って言う記憶しかなかったんだけど きょう
長女が言うには 泣ける映画だと。
え?そんな場面あったっけ?と言うと、あるよと言う。
少年が母親に自分の能力について言えないでいるのだが
母親は実は 母の母
つまり少年の祖母とケンカ別れしたまま死なれてしまっている。
少年は 自分のおばあちゃんと話ができているので
母親とおばあちゃんの橋渡し的な会話が出来る。
おばあちゃんが
ママがお墓で尋ねた答えはもちろんイエスだよ伝えてと少年に言う。
伝えた少年はママに問いかける。
ママは何を尋ねたの?
私を愛してた?
って聞いた。
ここで長女は号泣だったそうで。
それを忘れてしまっていた事がなんだか申し訳無かったと思えたのだった。
本当のネタバレは していないので
ネタバレ印なしかなあとも思うけど
内容に触れてるから
ネタバレで。
トラウマ映画
小さい頃見たときは本当にトラウマ映画でした。
思い出すたび、お化けが怖いという認識が頭の中にあり、勝手にホラー映画だと思い込んでる時期もありました。
ですが大人になってから勇気を出して見返してみると
めちゃくちゃ泣ける映画でした。
お化けが見えてしまう小さな男の子の葛藤や
最初からいた先生はずっとお化けだった事や
内容を知ってる上で見ても、涙が止まらなくなり
I see dead people、僕はお化けが見えるという名言はいつになっても忘れられない言葉でした。
お母さんと車の中でおばあさんの話をするコールのシーンではずっと泣いてしまいました。
この映画は本当に名作だと思います。
素晴らしい作品です。
ホラーではない
本作はMナイトシャマラン監督の代表作の一つで一般的に知られる彼の一作目の作品です。この作品では少年が持つ第六感の能力である”霊が見える能力”が色々な出来事の中で周囲に影響を与えていく物語となっていて、さらに、最後には有名などんでん返しが待っていて、その事実を踏まえた上でもう一度、作品を鑑賞してみるとまた違う楽しみ方ができるという作品です。私は途中でそのオチに気づいてしまったのであまりラストの驚きはありませんでしたが、それでも良い映画だと思います。
タイトルなし(ネタバレ)
ふーむ。
ラスト凄かった。
ラスト終わってから
頭、整理した
いろいろ。
子役の子の
凄かったなあ。
目うるうるさせて
捨てられた
子犬みたいで
守ってあげたくなった。
この子が
この映画の前に
出演してた
A.I.のDVD
家にある。
そっちは
SF×ダークファンタジー
ってかんじだけど
ホラーの
こっちより、
そっちのほうが
怖かったかな。
こっちは、
場面場面の
回収凄かったなあ。
ホラーで、
場面ごとの
回収が凄いのって
あんまり
珍しいんじゃないかな、、?
一緒に謎を
といてるようで
面白かった。
本当の大どんでん返しは…
思い出しレビュー50本目。
『シックス・センス』
M・ナイト・シャマランの名を一躍世界に知らしめた大ヒット・ホラー。
『ホーンティング』とは大違い。
ホラーとしての怖さも人間ドラマとしてもレベルの違いを見せ付ける。
幽霊が見える少年コールと彼を担当する事となった小児精神科医マルコム。
自分の能力に苦しむコール。
そのコールの姿に、かつて救えなかった少年を思い出し、彼の助けになろうとするマルコム。
コールは自分の能力を母親に言えず、溝を作っていた。
マルコムもまた、とある事件以来妻と不仲になり、悩んでいた。
誰もが悩み、苦しみを抱えている。
コールが見える幽霊たちも…。
救いや癒しを求めている。
各々の救済のドラマが丁寧に語られていく。
じわじわ系のホラー演出も素晴らしい。
コールの周りに幽霊が現れると気温がグッと下がり、見てるこちらも寒々としてくる。
ベッドの下から少女の幽霊の手がコールの足を掴むシーンは特筆モノ!
ブルース・ウィリスの抑えた好演。
そして何より、ハーレイ・ジョエル・オスメントの天才子役っぷり! もしその後噂された通り、ハリポタくんを演じてたら、彼の役者人生も変わっていただろうに。(結果的に演じなくて良かったけど)
母親役トニ・コレットも名演であった。
そしてそして、
もはや語り草であるあのオチ。
もう誰もが知ってるので敢えて触れないが、そこに至るまでの伏線や細かな演出の方こそ唸らされる。
コールの家を訪れたマルコムが、コールの母親と一切会話ナシ。
あまりにもマルコムを無視し続けるマルコムの妻。
妻とレストランで会食の際、椅子を全く引かないで座るマルコム。…などなど。
これら「ん?」と思う違和感も、オチが分かった上でもう一度見ると、実に細心の注意が払われているのが分かる。
その後ヒットは幾つか放ったものの、いつしか迷走してしまったシャマラン。
一発屋。シャマランも終わった。
しかし、最近になって得意分野に戻り、再び脚光を浴びるシャマラン。
しかも、『アンブレイカル』と『スプリット』のユニバース企画まで控えている…!
このシャマランの復活劇こそ、本当の大どんでん返し!
さて、
暫く続けてきた思い出しレビューも、切りよくここまで。
と言うのも、退院が決まりました~!\(^^)/
やっと新作が見れるぅ~♪
久々に昔見た作品を振り返るのもいいもんでした。
ネタバレ読まなくて良かった
ブルースウィリス若いなあ、
オスメント君昔は可愛かったんだよなあ
白い息、赤色、開かない扉、動かない家具、人々の目線、あらゆる伏線を一気に回収する怒涛の展開に、超名作だと言われて身構えていたにも関わらず騙され、引き込まれてしまった。
ネタバレ我慢して読まなくて本当に良かった。
シックスセンスと言うからにはお化け出てくるんだよなあ、とホラー苦手な私は身構えていた。でもあんまり出てこないからビクビク損な気がしてたけど、やっぱり怖かったし、ずっと出てたんかーい、なオチにスーーッと落とされました。
様々な解釈が世の中では飛び交っているけれど、それだけたくさんの解釈がされる映画って貴重だよなあ
どんでん返しですが、それだけではない
それまでの常識では、幽霊は人を驚かせようとしているという大前提の下で多くの作品が作られてきましたが、「ごく当たり前のようにそこにいる」という設定のおかげで、逆に恐怖を感じましたし、考えさせる面も多かったです。
それだけではなく、しっかりとした感動ストーリーも織り交ぜていました。
幽霊が見えることに苦しむばかりだった少年が、死者の想いを代弁することで周りに良い影響を与える術を知ったという展開があることで、モヤモヤしないで観終ることができました。
この監督の作品では、シックスセンスだけがそれをできていて(全部観た訳ではないですが)、だからこそ大ヒットを生んだんじゃないかなと。
適当に流し観していたら物語を理解出来なかった
総合70点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
他のことをしながら適当に観ていたら、曖昧な表現に結末が理解出来ないままに映画が終わっていた。子供に特殊な能力があっただけなんて盛り上がりに欠けるし、このときはたいしたおちもなくつまらない映画だなと思っただけ。
観終わってからあらすじを読んでてようやく結末に何が起きたかに気が付いて、そういうことかと納得した。自分では死を受け入れず気が付かないっていうのはありがちだが、こういうふうに観客を最初からその立場のままで物語を展開させるのはいい発想だ。
本来ならばもっと面白いと思ったに違いないが、何せ適当に流して観てしまった自分自身のせいで観ている時に結末を理解しなかった。そのために衝撃が弱かった。最初からしっかりと観ていたならばあと5点は上乗せ出来たのかもしれない。
流石に、今観ると古さがあるが好きな作品
公開当時、シャマランのことも知らなかったので、普通に騙されて唖然としてしまった。
2度目に観たときはそのショックも無かった為、ハーレーくんがラストシーンで母親に打ち明ける所で号泣してしまった(笑)
これ以降、シャマラン作品は気を付けて観なくてはという先入観が植え付けられました(笑)
全49件中、21~40件目を表示