シックス・センスのレビュー・感想・評価
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天才子役ハーレイ・ジョエル・オスメント
今作は食事しようとしたり寝ようとするシーンがあって生活感がある。
実際にしなくても、しようとするだけで満足できてしまう。
排尿シーンは大好物で、映画の中で人物がちゃんと生きているんだなあと思うから嬉しい。
精神科医マルコム(ブルース・ウィルス)が、少年コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)を救おうとする話。
今作で頻繁に登場する赤色が印象的。赤はこの世とあの世を繋ぐ色らしい。
ハーレイ・ジョエル・オスメントの演技が良い。
・~・~・~・~・~・~【オマケ】・~・~・~・~・~・~
『リメンバー・エイプリル』(1999年アメリカ映画)のレビュー
1942年4月、怪我を負った日本兵マツオがカリフォルニア沿岸の工場に隠れ、秘密基地にして遊んでいた少年4人と友情が生まれる話。
本日視聴。
映画.comには無かったので、こんなところにレビュー。
ハーレイ・ジョエル・オスメントが『シックス・センス』の次に出演したのがこの作品。
友達役を演じたトレバー・モーガンも共演。
また、『ベスト・キッド』のパット・モリタがタナカ・エイブに扮する。
少年たちに檻に入れられFBIから隠れて暮らすシチュエーションが、『猿の惑星:ジェネシス』を彷彿させる。
1940年代当時のアメリカを再現していて、ノスタルジックな映像。
心温まる素敵な物語。
M・ナイト・シャラマンを一躍人気監督にした出世作品
1999年作品だから現在53歳のシャラマンはこの「シックス・センス」を
監督した当時29歳になるかならないかの若さだった。
インド系アメリカ人の彼は生後6週間でフィラデルフィアに移り住んだ。
中身は98%アメリカ人ですが、見た目は体格の良いイケ面乃若者。
彗星のように荒られたスターとして注目を浴びます。
昨日、見直して思ったことを2〜3書きたいと思います。
まず、とても美しい映像の作品です。
アメリカの古都フィラデルフィアを舞台に映像が美しく格調高い。
主役の子役ハーレイ・ジョエル・オスメント(撮影当時10歳)の
堂々たる演技。
主役のブルース・ウイルス、トニ・コレットと引けを取らずに
対峙している。
古い名作ですし、ネタバレでなければ書けない部分もあるので、
書かせて貰います。
この映画で観客も批評家も驚いたこと。
それは精神科医のマルコム(ブルース・ウィリス)が、
コニーと会う時は既に故人(死者)だったという事。
この映画は死者が主役の映画だったのです。
これは当時の映画界に衝撃として受け取られました。
よく画面を見て行くと、マルコムとコニーは向かい合って会話しますが、
母親のリン(トニ・コレット)には、目の前の椅子に座るマルコムを
みえていないのです。
よくよく観てもマルコムはコニー以外の誰とも会話せず、
存在も認知されていない。
コニーとしか接触も会話もしていないのです。
そしてもう一つの秘密はコニーには死者が見えていて、その死者たちに
怯えているのです。
過去に裁判所だった学校の階段には、縛り首になった死者たちが
ぶら下がって入る。
ただし、マルコムがファースト・シーンの元少年だった患者に
銃撃されたシーンで即死している。
それを種明かしして終わるのですが、コニー少年はこの特殊能力と
どう向きあって今後をどう生きているくのかが
示されていないのですが・・・
その後のM・ナイト・シャラマン監督の作品に
その答えが問いかけが何度も出てきますね。
「アンブレイカブル」の1人だけ列路車事故で生き残った男デヴィッド
(ブルース・ウィリス)そして「ミスター・ガラス」という不死身の男。
実はシャラマン監督は大変なアメリカン・コミックのファンだそうです。
ホラーが専門ですが、不死身のアメコミヒーローの超能力を
シャラマンなりに変化・変形した世界がシャラマン監督の世界観であり、
得意分野なのかも知れません。
今も人気監督で続々という新作を撮り続けていますね。
精神疾患or第六感
長年保留してた「シックス・センス」やっと全部観ました。 結果、急い...
長年保留してた「シックス・センス」やっと全部観ました。
結果、急いでもう一回観ますw!
作品が2時間以内なのは、見返すのを前提にした作品づくりなのかもしれないと思いましたw
2周目観ると確かに整合性取れてて、妙なぶつ切り感も納得。
この感覚は、カメラを止めるな! に似てるのかも、もちろんシックス・センスのほうが先ですがw
演出下手すぎん?
設定と大どんでん返しがあるというので大方予想はついてしまい、見事に的中してしまった。
まずDVDで本編始まる前に「この映画には重要なネタバレがあります。見終わっても他の人に話さないで下さい。」的な注意書きが出てくる。
幽霊が見える少年が主人公という2点から、主要人物の誰かが実は幽霊だったっていうオチなんだろうなと一瞬で考えてしまった。
次にいざ本編が始まってみたらマルコムが撃たれるシーンからスタート。
これは絶対マルコム死んでるオチだろ。
誰がどう見てもどう考えても。
強盗入ってきて鉢合わせて場面転換で良くない?
あーなんとかやり過ごしたのかーと思わせといて実は撃たれてましたってカットを最後に差し込むのじゃダメだったのかな?
頼むからそんな単純などんでん返しはやめてくれと思ってみてたから初見にも関わらず、マルコムが少年以外の人と上手く会話出来てないこと、マルコムが物を一切動かしてないこと、着ているシャツがずっと同じこと、等々に気づいてしまいやっぱりそうじゃんとなってしまった。毛利小五郎がコナン抜きで犯人当てた時か。
同時期に公開されよく比較されるファイトクラブは劇中のファイトクラブのルールである「ファイトクラブのことを決して口外するな」という設定を"ネタバレするな"という意味に掛けているためどんでん返しがあるぞと身構えることもなかった。こっちの方の作りがうますぎる。
一回目から二回目で気づくような演出とか小ネタに気づきまくってしまい楽しさ半減。
あぁ〜〜ファイトクラブみたいに驚きたかったなぁーーーーー
ジャンル、ホラーなの?
公開当時、映画館で観た衝撃をもう一度、と思って鑑賞。
当時はいわゆる「どんでん返し」的なジャンルも知らず、まんまとやられた。最後の最後まで、「違和感」はあったのに全然わからなかったー!
一番最初に、あんなにわかりやすく注意書きしてあるのに…でも、それがすっごい爽快で。
その後、そういう系の映画めっちゃ観た挙げ句、なんか、あの頃の爽快感がなくなってしまった気がして…原点回帰。
わかってて観ても、見せ方が秀逸。くそー、これはこっちに意識が引っ張られるな、って思う。
ネタバレが衝撃的過ぎて、ラストどうだったか忘れてたので、普通に泣けた。少年、よかったね。
先生も、最後のセリフ何回も聞いてしまったよ…日本語訳が違和感で…でもよかった!
オチが見事。
オチが見事、そう言う手があったな、という感じ。アナ役の女優(Olivia Williams)はケンブリッジ大学卒、コールの母親役(Toni Collette)はヘレディタリーの主演をやっていた。コールの演技は勿論だが、ブルース・ウィルスの抑えた演技も素晴らしい。
ホラーを超えた良作
ホラージャンルを超えた、面白い展開でよくできたストーリー。
幽霊が見える少年と彼をサポートする小児精神科医が体験する不思議な世界が描かれており、少年が持っている“第六感”とどう向き合って生ききればいいのかという観点で作られております。
冒頭から「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」という前置きがあり、期待感高まり自らりハードルを上げていますが、私は見事にひっかかりました。
ぇぇええ~そうだったのかぁ!
の瞬間、今まで見てきたすべてがいろいろつながってきます。
演技もすばらしいです。ブルース・ウィリスはもちろんのことですが、少年オスメント君が大人顔負けの素晴らしい演技力。幽霊が見えてしまう、絶望的な悩みをもっている少年を見事に演じきっております。その年のアカデミー助演男優賞にノミネートですが納得です。
ホラージャンルですが、怖さの要素はまったくなし。むしろ最後は悲しみさえ覚えました。ホラー嫌いな人でも楽に見れるのではないでしょうか。
追伸
結末を知っててみても更に奥深く観れ楽しめた。一つ一つの意味が噛み締めれる。より悲しみを味わえました。
レベルが違う凄み
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