「ギター侍」シックス・ストリング・サムライ　odeonzaさんの映画レビュー（感想・評価）

兎に角、設定が無茶苦茶、アメリカがロシアの核爆弾で崩壊、唯一残ったラスベガスがロックの王国、キングはかのエルビス・プレスリーだったそうで彼の死後、次なるキングを目指してネバダの荒野を生き残ったロックンローラーがベガスを目指す、そんな中で母を殺され孤児になったキッドをやはりベガスを目指すバディ（ジェフリー・ファルコン）が渋々ながら連れ歩く、香港のカンフー俳優のファルコンが主役・脚本だから、アクション映画なのだが中身はまるで「子連れ狼」ばりのチャンバラ劇、ギターを抱いた流れ者というのも日活ぽいし、ファルコンが並々ならぬ邦画ファンだということは分かるが破天荒すぎてついてゆくのがやっとでした。