7月4日に生まれてのレビュー・感想・評価
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正義は誰が決めるのか
正しいことというのは誰が決めるのか、権力と正義の関係について考える時間を与えてくれる作品。
楽しめるという要素が少ないのが残念。終盤の展開にイマイチ感を感じてしまった。映画としてみるのには、すこし残念なところがあった。
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個人の考えと国の理念
ベトナム戦争の時代、アメリカは反戦や公民権運動といったデモに表れるように、自由や平和というその理念を守るために、変化を求めた。強く感じるのは多くの人々がアメリカを愛してるからこそ強い主張を持ち行動するということだ。
ロンも愛国心を持つことが正しいと教えられ、自らの境遇を呪いながらも愛国心を捨てなかった。変わらぬ愛国心の中で、戦争に志願し、他人を殺し、ベトナム戦争の正当性を信じ、最後には反戦を訴えた。
アメリカの理念は、良くも悪くも強大である。その形成に大きく影響するデモという政治参加のかたちが、作中で戦争のように描かれていて、戦争によって強固になる自国の理念という特徴をうまく表現していると感じた。
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