劇場公開日 1990年2月17日

「地球上に戦争のないときはないのか?!」7月4日に生まれて ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0地球上に戦争のないときはないのか?!

2025年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

驚く

トム・クルーズの演技がやたら光る映画。
トム・クルーズは役作りのため、約1年間車椅子に乗って生活したとのこと。
どのシーンも迫力があり渾身の演技と思うが母親に隠語を叫ぶシーンは必要だったのかなあ。
他の方法があったと思うけれど。確かに男としての機能が無くなったショックはベトナムの記憶と共に消えないだろう。
未来が見えない中でメキシコで色んな事を経験し立ち直っていく。
友に言えなかった誤射を殺してしまった部下の家族に謝りに行く。
とてもつらいシーンだった。
その後、色々あって本を出してそれで有名になり民主党大会で演説する。海兵隊での訓練のしんどさや有名になるまでの描写がもう少し欲しかったなあ。
エンディングでロンは何を語ったのか?
聞きたかった~

それにしてもアメリカの大統領も結構、好き勝手言うてたな。
日本の戦時中と変わらん気がした。
ランボーが言った「俺たちが国を愛したように、国も俺たちを愛してほしい」が蘇った。
戦争てソコに集約されているのではないか?
戦争を始める奴は戦地に行かないから戦場の苦しみはわからない。(もちろん私も)
この映画も最後は反戦で終ってる。

♪エルトン シン
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