地獄への道のレビュー・感想・評価
全4件を表示
ジェシー・ジェームズの人生を描いた大河劇
強引な鉄道会社に反旗を翻したアウトロー”ジェシー・ジェームズ”の活躍~没落、死を描いた作品
古い作品ながら、馬を駆っての逃亡、店のガラスを突き破り突入、崖から馬もろとも川に飛び込む
スタントシーンもとても気合が入っているなと感じた。
いきり立ち死に急ぐようなジェームズ・・・アメリカの英雄だけれどこういう人間の弱い面を描くのが等身大の人間を描いているようで興味深かった
ジーと結婚するもアウトローだから中々会えないで冷め切ってしまう、しかし最後にやり直そうと思ったら仲間の裏切りによる唐突な死・・・史実の通りらしいけれどショッキングだった
ドラマ面もとてもねられて作られているなと感じた。
ジェシー・ジェームズは西部開拓史裏面の微調整役?
少し前に、ブラッド・ピット主演の
「ジェシー・ジェームズの暗殺」を観ていた
ことからNHKBS放送を録画して鑑賞。
調べてみると、ブラピ主役作品も含め、
米国では彼を主役とするたくさんの映画が
製作されている。
この映画では、西部開拓史の中での
鉄道敷設のための強引な土地収用が
ジェシー・ジェームズのようなアウトローを
生んだのかも知れないと、
アメリカ開拓史の裏面を
垣間見せてくれているようで興味深い。
西部開拓時代の暗黒史を
少しだけ微調整する役割を演ずる、
日本の“鼠小僧”や“石川五右衛門”のような
義賊的ヒーローとして、アメリカ人の心には
彼の名前が刻まれているのだろうか。
ところで、ヘンリー・フォンダはその後に
大俳優に登り詰めたが、
当時9才年下だったタイロン・パワーは
名前こそは知れ渡っているものの、
フォンダ程では無い。
調べてみると44才で亡くなっている。
ビリー・ワイルダー監督の作品で
私の大好きな「情婦」が最後の出演だった。
もしフォンダのように長生きしていたら
どんなに俳優に大成していただろうかと
想像すると興味も尽きない。
不正と闘う英雄は悪の道へ。耐えきれなくなる妻。人間模様が面白かった...
不正と闘う英雄は悪の道へ。耐えきれなくなる妻。人間模様が面白かった。主人公ジェシーは幸せになれるか。かわいそうなのは保安官(笑)
断崖絶壁から馬もろとものアクションは必見。昔のことだから本当にやってそう。本日これから放送あり。興味のある方はぜひ(笑)
次作は影の薄かった兄が主人公?
ジェシー・ジェイムズ
19世紀末のアメリカ、鉄道敷設の強引なやり方に腹を立て、強盗となったジェームズ兄弟の弟、ジェシー(タイロン・パワー)が主人公。
アメリカはビリー・ザ・キッドなど、開拓時代の無法者が好きなようだ。
テクニカラーが美しい。
全4件を表示