劇場公開日 1958年9月26日

「急がば回れ‼️」死刑台のエレベーター(1958) 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0急がば回れ‼️

2023年8月12日
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会社の上司を殺したモーリス・ロネが証拠を現場に残したことに気づき、取りに戻るが運悪くエレベーターが止まり閉じ込められてしまう・・・‼️冒頭、電話で「ジュテーム、ジュテーム」と声を流し込んでくるジャンヌ・モローの顔のドアップと声がなまめかしく、初見の際「これは凄い映画だ」と痛感させられました‼️映像もモノクロの鋭い陰影美が今見ても大変美しく、ヒジョーに新鮮‼️そしてそしてマイルス・デイヴィスの速攻演奏によるジャズ音楽が、主人公の置かれた立場のやるせなさを象徴していてズバぬけた効果をあげています‼️物語はモーリス・ロネの車が不良青年に悪用されて思いがけない方向に転じます‼️そしてラスト、現像液の中に犯罪の証拠写真が浮かび上がってくるシーンはホント衝撃的‼️素晴らしいです‼️打ちのめされます‼️ルイ・マル監督はこの作品がデビュー作だなんて、ホント天才ですよね‼️

活動写真愛好家
琥珀糖さんのコメント
2023年9月27日

共感ありがとうございます。

ジャンヌ・モロー。
とても癖が強いしそんなに美女とも思えませんけれど、
魅力的ですね。
エレベーターに閉じ込められる苦痛・・・
ラストの写真が浮かび上がるシーン。計算し尽くされてますね
いえ、天才が思いつくままに撮ったのかも?

蛇足ながらマイルス・ディヴィスの速攻演奏は
即興演奏の文字化けですよね。

琥珀糖