「白の中の異色」シクロ あきらさんの映画レビュー(感想・評価)
白の中の異色
下着もシャツも建物も、舞台であるベトナムは淡白な白だった。そんな中に女の子の赤の洋服、黄、青のペンキ、クラブの光や、ラストのカラフルな高級マンション。鮮やかな色々が途中から増え始め、今までとは違う異質な雰囲気が出来上がる。
そんな中で壊れていく男と女、母と少年。彼らが崩れていくことには大きな違和感がなく、権力の有無に関わらず、社会の流れに無力に飲み込まれていくようだった。
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下着もシャツも建物も、舞台であるベトナムは淡白な白だった。そんな中に女の子の赤の洋服、黄、青のペンキ、クラブの光や、ラストのカラフルな高級マンション。鮮やかな色々が途中から増え始め、今までとは違う異質な雰囲気が出来上がる。
そんな中で壊れていく男と女、母と少年。彼らが崩れていくことには大きな違和感がなく、権力の有無に関わらず、社会の流れに無力に飲み込まれていくようだった。