JMのレビュー・感想・評価

キアヌリーブスVSビートたけしによる2大スターで送るSFアクション。
たけしのちょくちょく出てるシーンが公開時にアメリカの人達に存在感を得たんだなと思いました。

めちゃめちゃ期待して公開当時見たのだが…ウーン。カッコイイだろうと仕込んだものが、微妙にダサく見えてしまうのはなんでだろう。
今となっては正直ノベライズをテリー・ビッスンが書いていたことに一番食いついてしまうという…。

原作者自ら脚本を書いているし
美術や小道具もいい感じなのですが
全体的に雑な作品だなと思いました

ただ合間合間に入るギャグシーンや
なぜかアメリカにいるヤクザは面白かったです

　公開当時、期待に胸をパンパンに膨らませて見に行ったら、なんともピントのずれた感じで、すっかりしょげかえって帰宅した記憶がある。

　改めて午後のロードショーで見たら、けっこう楽しかった。期待しないで見たこともあると思うのだが、いろいろなガジェットが楽しくて、もう一つのあり得た未来を模索している感じも楽しかった。

　今なら記憶媒体がどうこうといったことも理解できる。しかし、記憶をダウンロードする際にその内容をテレビで放映するところは、勘違いしている感じがした。容量を超えたら、そもそも入れられないし、顕微鏡を使っても内容を確認しているのは変だった。

　主役のキアヌ・リーブスはかっこいいけど、人間的には野心家ながらも何もできないクズで、ヒロインも雑魚の一人みたいな立場で、とてもよかった。

　たけしが若くてかっこよかった。