「アラン・ドロン チャールズ・ブロンソンの二人がアップになるだけでとにかく洋画を観たという満足感があります」さらば友よ あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
アラン・ドロン チャールズ・ブロンソンの二人がアップになるだけでとにかく洋画を観たという満足感があります
さらば友よ
1968年10月日本公開
フランス映画、カラー作品
アラン・ドロン
チャールズ・ブロンソン
W 主演
アラン・ドロンは不朽の名作サムライとボルサリーノとの間の作品
32歳、正に男盛り
男前過ぎにも程があるとはこのこと
チャールズ・ブロンソンは特攻大作戦とウエスタンの間の作品
45歳
アランドロンの指名での配役といいます
お話はアルジェリアの戦地からのマルセイユへの帰国船で知りあった二人がひょんなことからパリの大会社の地下金庫から大金を盗み出そうとするもの
肝心の大金庫の番号は工夫して調べ上げたものの一部しか分からないのだが、それでもなんとか開けることに成功する
この何とかの部分は中弛みではなく、男2人の友情の芽生えの為のシーンであったわけです、その後に、あれほど反発しあった二人がさらば友よといい交わす為にありますあったわけです
後半もスルスルとお話が進んで楽しいです
後半は、そしてところがという展開となり、これがかなり面白い
終盤で全てを仕組んでいた人物が明らかになり、ここでも男の友情が引き立ちます
正に「男の世界」です
つまり本作はチャールズ・ブロンソンの「男の世界」という超有名CM に繋がっていく源流だったのです
最初のルパン三世のアニメや黄金の7人シリーズに通じるオシャレ感もあります
日比谷辺りの劇場で観て、夕暮れの銀座の路地に繰り出してから帰りたい
そんな気分になれます
アラン・ドロン
チャールズ・ブロンソンの二人がアップになるだけでとにかく洋画を観たという満足感があります
コメントする