さよならミス・ワイコフのレビュー・感想・評価
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0184 今なら上映できんやろうね
1979年公開 35歳で更年期障害、その理由は? ロバート・ボーンとドナルド・プレゼンス 当時は作品を選ばなかったのか? またこの時代これが問題だ!と提起していたと 思うのだがいまどきのお花畑は存在そのものを なかったものとしてしまう、それもどうかと。 主演のアン・ヘイウッドは若かりし頃は結構 お奇麗だったが本作では役にはまるお年頃。 旦那は映画プロデューサー。 本作の製作者であり、他の女優さんにこの役を オファーしにくかったのかね。 でも中身は濃かったと思う。 70点
欲を知り欲に溺れる
物語の舞台である50年代と本作の製作年度78年のアメリカでは人種差別やあらゆる女性問題に対する意識や尺度にどれだけの違いがあったのだろうか、若年性更年期障害との診断から男性関係の有無などで苦しみながらも精神科に通い詰め、少しの恋愛で気持ちにも変化が、順調に回復している合間で訪れてしまう悲惨な出来事。 レイプされ強制的にそれを重ねる度に性の悦びを感じてしまい性奴隷のような扱いからエスカレートして虐待に発展してしまった関係性、許されない恋愛に繋がる物語の方向性でも、損をしてしまう行動を自分の選択で偽善者と思われても、単純に逞しい女性とは言えない、今の時代も変わらない、我慢をして犠牲になるのは女性である現実、決めつける訳ではないが、それは黒人である事と関係はない筈!? 30も半ばで男性経験がない女性を勝手なイメージから描いているようで、センセーショナルな要素が過剰な演出として、実話ならまだ、多少の悪意を感じてしまう。
“さよなら”じゃなくて“Good Luck”
思っていたよりずっと力のこもった力作です。前半35歳まで一回もクモの巣掃除されたことのないワイコフ先生が、クモの巣張りっぱなしからくるノイローゼを何とか克服するまでの描写がなかなかいいので、余計後半黒人青年に犯されてからずるずると関係を持ってしまうのにはやっぱりあんな事をするべきではなかったと思わされるけれども、表面あんなに立派な非の打ち所のない教師であるだけに、やっぱし性というのは恐ろしいんだなあ、とタメ息が出ます。でも今度からは彼女なら仕事の面と私生活と面とをちゃんとバランスを保ってやって行くだろうと信じます。“しっかり!いいことがありますように!ワイコフ先生”。アン・へーウッドは全編を支える好演。〈38年前初見の時の感想〉
GYAO!の無料視聴でしたが度肝を抜かれました。。。
また。 GYAO!レビュアーの皆さんが高評価付けてるのにも、また驚きました! 四十年前にこの作品!てのは、この主演女優さんその後かなり大変だったのでは?と勝手に邪推しました。 すげェです。 ・・逆の意味で『人に施しや恩恵を与える人物が損をする』と言う、今の時代に則したテーマなのかも知れません。 日本と特亜。 サイレントマジョリティーとノイジーマイノリティ。 思慮深き人物と馬/鹿者。 アリとキリギリスで、キリギリスが嗤う時代に、残念ながらなりそうです。 ミスワイコフに、亡国カルタゴを重ねてしまいました。 結びに、一言だけ。 リービングラスベガスとかダンサーインザダークとか、そんなのと同じテイストの作品です。 閲覧は自己責任で!!!要注意! オススメ度】☆ゼロ デートで見る度】☆ゼロ ポルノ度】☆⑤ (*GYAO!レビュアーの皆さんが、これは人間ドラマだ!と、ほぼ全員仰ってて、かなりビックリ!)
今だからこそ見ておくべき作品かも
裏表紙のあおり文句にちょっとした嫌悪感がありましたが、内容はそこに注目するのではなく、もっと根深い所にある、人との関わり合いが中心に描かれていると私は思いました。重い作品ですが、見る価値は大いにあると思います。
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