サファリ大追跡

劇場公開日:

解説

巨大なダイヤをめぐり、アフリカのジャングルに展開されるワイルド・アクション。製作はロジェ・ダチェット、監督はイギリスの新鋭シドニー・ヘイヤーズ。ジュール・ヴェルヌの原作をデイヴィッド・パーセルとジャック・セッドンが共同脚色。撮影はラウール・クタール、音楽はジョルジュ・ガルバランツ、編集をトリストラム・コーンが担当。出演は「マシンガン・シティ」のジョージ・シーガル、「007/カジノ・ロワイヤル」のアーシュラ・アンドレス、「わが命つきるとも」のオーソン・ウェルズ、その他イアン・ヘンドリー、ジョニー・セッカなど。テクニカラー、テクニスコープ。1968年作品。

1968年製作/アメリカ
原題または英題:The Southern Star
配給:コロムビア
劇場公開日:1970年2月14日

ストーリー

1912年、フランス領西アフリカに林立する小国の一つに、バロアという男の支配する帝国があり、冷血漢のルドビッヒ(イアン・ヘンドリー)が軍隊を指揮していた。成りあがり者で、頑固なバロアも、娘のエリカ(アーシュラ・アンドレス)には弱く、最近、恋人の地質学者ダン(ジョージ・シーガル)との結婚を許したばかりだった。この話を聞いて自分の地位を危ぶんだルドビッヒは、ダンの殺害を図ったが失敗に終わった。そこで、彼は次の手段として、ダンの部下マタキット(ジョニー・セッカ)に、バロアが命より大切にしている「南方の星」という巨大なダイヤ盗難の罪を着せようとした。エリカの婚約披露パーティーで、その陰謀は実行され、マタキットは犯人にしたてあげられてしまった。逃亡したマタキットを探し、エリカとダンは密林の奥へ入って行った。そして、ルドビッヒたちが、バロアの命令で、すぐ彼らの後を追った。ダンは太鼓の合図で、マタキットにワサナラ河岸で待つよう連絡した。だが、ワサナラ河岸で貿易商をいとなんでいたおちぶれ者のブランケット(オーソン・ウェルズ)もこの太鼓の合図を聞き、マタキットを追った。いまや、ルドビッヒ一行も、エリカ追跡をやめて、ワサナラ河岸に向かっていた。こうして、欲にとりつかれた男たちは、期せずしてそこに集まることとなった。密林の数々の恐怖をくぐりぬけ、より強い愛で結ばれたダンとエリカがワサナラ川岸についた時、マタキットは悪人達に捕らえられていた。怒りに燃えたダンの銃が悪に向かって火をふき、悪人たちはつぎつぎと倒れた。そして、ダン、エリカ、マタキットの三人は、バロアのもとに帰って行った。そこで、彼らは「南方の星」盗難の犯人が、それを飲み込んだダチョウであることを発見した。それから間もなく、なつかしいジャングルを後に3人はパリへ向かって行った。(コロムビア配給*1時間46分)

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