ドラゴンへの道のレビュー・感想・評価
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強い!かっこいい!面白い!
「さようなら丸の内TOEI」の特別上映で観ました。いやー面白い、かっこいい。
コメディタッチは◯、ブルース・リーのコミカルな演技に「ふっ」笑えます。
ブルース・リーが強すぎるので、イタリアのチンピラ相手ではまったくハラハラせず
いいのかわるいのか安心して見ていられるという。マフィア連中が滑稽ですらあります。
店のオーナーが寝返っていたのが意表を突かれましたが、、
しかし最後の対決はさすがに体に力が入る見ごたえある対決。
最後の別れのしぶさと、ノラミヤオの美しさも印象に残りました。
他の方も書いてますが、ロンが強いとわかったときのチェンの笑顔が最高です。
本当に凄いのは単独での修練の場面
イタリアのローマが舞台。
冒頭の空港レストランでの小ネタは全くいらなかったと思う。コメディテイストにしたかったのかな?
ローマの中華料理屋に勤める中国系の店員や親戚が、みんな英語で会話でした。
ブルース・リーも英語。
敵対するマフィア達も英語。
マフィアの部下に黒人が多数。中華料理屋で滑りまくる小ネタの数々。
この映画は、色々と舐めてると思いますが、まあ舐めていたって、どうでも良いけれど。
見所は、やっぱりブルース・リーのアクション。
立ち回りシーンは確かに面白いのだけれど、本当に凄いのは単独での修練の場面です。
修練での突きや蹴りは、手足の動きが全く見えない。目で追えないほど速い。
立ち回りの時は、怪我を防ぐために威力を殺しているのだと感じました。
修練のシーンか、ブルース・リーの本当の実力なんだろう。迫力が全く違う。あれを観ることが出来ただけで満足しました。
お話しは、大体予想の範囲で終結。コロッセオでの決闘は、確かに格好が良いけど、迫力は修練が上でした。
去り行くリーの後ろ姿が渋いです。
総ての道はドラゴンに通ず。 ブルース・リーのマルチな才能に、ニャンコもノリスも驚いたっ!
ローマを舞台に、地上げ屋に狙われる中華料理店を守る為、香港の田舎から渡欧した青年ロンが激しい闘いを繰り広げる功夫アクション映画。
ぼく、ジャッキー・チェン世代。ブルース・リーの映画をマトモに観るのは今回が初めて。
「ジークンドーの創始者」「総合格闘技の父」という肩書きから、ブルース・リーの作品はおふざけ無しの本格派功夫アクションだと思っていたのだが、いやこれコメディじゃん!!
ジャッキーが主演でもなんら違和感の無い、滅茶苦茶観やすいコメディアクション映画。主人公の性格やストーリーも実に少年漫画的で、鑑賞前に抱いていたとっつき難いイメージは完全に払拭された。そりゃ人気出る筈だわ。シンプルに面白いもん!😆
もう一つ、実際に鑑賞してみて意外だった事。ブルース・リーって演技がめっちゃ上手い!!
冒頭、ローマの国際空港に降り立ったロン。彼の顔面のドアップから始まる一連のシークエンスには、異国にやって来た田舎っぺの困惑がありありと描き出されている。
この時のリーの演技の巧みさは特筆に値する。ローマに唐装という、水と油もかくやと言う違和感の只中にいる様を、セリフを用いずに動きと表情だけで表現。しかもそれが一級品のサイレント異邦人コメディとして機能している。彼の喜劇役者としての側面はあまり伝わっていないが、それが勿体無いと感じるほどの名演技である。
知ったかぶりのせいで大量のスープを注文する羽目になるというコテコテの鉄板ギャグも、リーが演じればちゃんと笑えるシーンになる。これは冒頭の数分でロンがクソ真面目な性格であるという事を観客に伝えているからこそコメディとして成立している訳で、しかもその飲み過ぎが後の展開の伏線にもなっている。このレストランのシーンはストーリーに直接は関係ないものの、役者の演技、演出、脚本が見事に絡み合った上々の掴みと言って良いだろう。
この見事な演出/脚本を担当したのは、なんとブルース・リー本人。この人こんな事も出来たんすね。知らんかったー。
本作でリーは、主演/監督/脚本/製作/音楽監修/武道指導と、なんと1人で6つの役職をこなしている。多彩過ぎるだろっ!!
『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(1985)で「ジャッキー働きすぎ!」と思ったが、ブルース・リーという先例があったんですね。スターが自分で自分の映画を丸ごと作っちゃうとは、香港映画界恐るべし…!
コメディとしても大変楽しめるが、なんと言ってもやはり見所はリー師父による功夫。まぁこの身体のキレの美しい事…😍
「ブルース・リーすげぇ!!」…って、何を今更って話なんですが、いややっぱり凄い。凄まじい。アクションの所作が美し過ぎて涙を流したのは初めてかも…。こんな人間がこの世に存在していたと言う事実が、正直信じられない程。
つま先から頭のてっぺんまで意識が行き届いており、ステップから蹴り、殴打までが流れる水の如く繋がっている。一流のバレリーナの踊りよりも優雅で、格闘技のチャンピオンよりも雄大。これが真の功夫なのですねぇ…。
この功夫の見せ方もまぁ上手い。前半は冴えないカッペとして周りから舐められまくり、いざ地上げ屋たちが店にやって来てもスープの飲み過ぎに起因する下痢ですれ違う。
周囲からの期待感ゼロの状態を引っ張りに引っ張っておいて、ついに抜き身になる必殺の蹴り!!高速の「ドラゴン・キック」からの、一瞬にして意識を刈り取る蹴撃「ドラゴン・ウィップ」!!
ヤッター🙌これこれこれが観たかった♪
前半30分をフリに使い、観客の期待をパンパンに高めておいてからのフルスロットル。これで盛り上がらない訳がない。「舐めてた相手が実は殺人マシンでした」というのはアクション映画や少年漫画の基本のキだが、本作こそがその頂点。全エンタメに見習ってほしい見事な展開でした。
「力みなくして解放のカタルシスはありえねぇ…」by範馬勇次郎。ワチャーーー…のタメから一転、相手を一瞬で討ち取るしなやかな攻撃。この気持ち良さこそがブルース・リーの功夫である。
それをじっくりと拝む事が出来るのが、コロシアムでの最終決戦。誘い出されたロンを待ち受けているのは、伝説の男チャック・ノリス。本物の全米空手チャンピオンであり、そのインパクトから「チャック・ノリスは玉ねぎを泣かせる」「チャック・ノリスが腕立て伏せをするとき、彼は自分を押し上げたりはしない。彼は世界を押し下げているのだ」といったネットミーム、通称「チャック・ノリス・ファクト」が生み出された80〜90年代を代表するアクション・スターである。
元々ブルース・リーと友人だったチャック・ノリスは、彼の勧めで映画界に参入。今作で本格的なデビューを果たす。
リーとノリスの対決は、正に映画史に残る死闘。真昼間からバチボコにやり合うんだからコロシアムに棲み着いた猫ちゃんたちもビックリである。観光客とかいなかったのだろうか?
胸毛を毟り取るところばかりがフィーチャーされている気がするが、一流の格闘家同士のアクションは見所満載。体躯で勝るチャック・ノリスの上半身を下げるため、膝へのローキックを集中的に放ち、脚をお釈迦にしたところでミドル、ミドルハイ、そしてハイキックの4コンボ!うぉすげぇ理に適ってるぞ!!こう言うリアリティのある攻撃は、やはり武術家ならでは視線によって生み出されたものなのだろう。
まず柔軟体操や可愛い猫ちゃんの画で弛みを作り、そこからの壮絶な決闘、そして決着後はノリスの亡骸にそっと胴着を被せる事でまたトーンを弛ませる。この緊張と緩和のコントロールがやはり上手く、これによりリーvsノリスの対決が何倍も印象的なものになっている様に思う。ここでもリーの監督としての手腕が光っている。
ブルース・リーのアクションは目を見張るものがあるが、反面ドラマ部分は弱い。物語ではなく点在するリーの功夫シーンをただ繋いでいるだけの様に見えるし、実際これはそう言う映画なのだろう。もう少しヒロインとのロマンスなり敵対組織との因縁なり裏切り者の暗躍なりを描いても良かったと思うし、逆にドラマをもっと薄くしてもう少しランタイムをタイトにするというのも一つの手だった様な気もする。
まぁいくらストーリーが弱いとはいえ、それでこの映画の価値が下がる訳ではない。ここまで凄い功夫を観させてもらったのに文句なんてありまへんがな。
13万米ドルの製作費に対し1億3,000万米ドル、現在の価値にして約9億ドルという興行収入を叩き出した脅威の大大大ヒット映画。1,000倍ですよ1,000倍っ!!こんな数字があり得るのか!?
それだけ世界中で彼の勇姿が求められていたのだろう。体制に怖気付く事なく立ち向かう姿は、全世界の虐げられる者達に勇気を与え、特に非白人のヒーローが八面六臂の活躍を繰り広げるその姿は黒人やインド人に支持されたという。ウータン・クランなどのヒップホップ、または大ヒットしたインド映画『RRR』(2022)など、今でもブルース・リーの灯した炎は脈々と受け継がれているのだ。
マヌケなBGMと効果音が良いアクセントに
ブルースリー作品は危機一髪、怒りの鉄拳と鑑賞し今作が3本目。ストーリーとアクションどっちも面白かった。
ストーリーはコメディ風で気楽に観れる。マヌケなBGMと効果音が良いアクセントに。冒頭のお胸ぽろり女から慌てて逃げるリー可愛い。あれは結局なんだったんだw
お気楽ムードで見てたらまさかのオジサン裏切り展開にびっくり。マフィアより外道な気が...。
アクションはヌンチャク、飛び道具、体術、多彩で見応えあり。銃に対抗する投げ串のアイデアは良いけど、命中率と殺傷能力はそうはならんやろw
ヌンチャク二刀流カッコいいから真似したいけど、1本だけでも難しいだろうなー。
ラスボス戦の舞台はローマのコロッセオでお洒落。殴る蹴るの肉弾戦は迫力あった。ただ、胸毛が濃すぎて気になっちゃった。あれは地毛なのか?w
残りは燃えよドラゴン。シリーズの中でも1番評価が高くて人気っぽいので楽しみ。
ブルース・リーを見るならコレ
【”腰馬合一。”序盤の仏蘭西のご婦人達に揶揄されるブルース・リーの姿を描いた緩い展開からの、中盤怪鳥音を発しながら物凄いスピードと切れ味でローマのギャングの手下を斃していくギャップが凄い作品。】
■ローマが舞台。
地上げを目論むギャングに狙われ、嫌がらせを受ける親から引き継いだ中華料理店の店主チェン(ノラ・ミヤオ)。
故郷の香港から弁護士を招くが、やってきたのはタン・ロン(ブルース・リー)という矢鱈とトイレに行く冴えない青年だった。
心配になるチェンや従業員だが、彼はギャングたちをクンフーで次々となぎ倒していく。
◆感想
・ブルース・リーが、監督・製作・脚本・主演・音楽を努めた作品であるが、序盤は初監督という事も在り、突っ込み処満載である。
ー アンナに、トイレに行くかなあ・・。-
・だが、タン・ロンが店の空手を習う従業員たちに、物凄い”腰馬合一”に基づいたカンフーを見せるシーンから、皆のタン・ロンを見る眼が違って来る。勿論チェンもである。
■怒られるかもしれないが、今作の最大の見所はギャングに雇われたアメリカ人武術家コルト(チャック・ノリス)とタン・ロンとの、コロッセウムでの対決シーンである。
ブルース・リーの親友でもあったチャック・ノリスと、怪鳥音を響かせながら、物凄い速さ且つ力感溢れる技を繰り出すタン・ロンとの対決シーンは、名シーンであろう。
<前半の緩ーい展開と、中盤からのギャップが凄い作品。
ブルース・リーの、初監督・製作・脚本・主演・音楽だからね。
けれども、ギャングに雇われたアメリカ人武術家コルト(チャック・ノリス)とタン・ロンとの、コロッセウムでの対決シーンは、物凄い見応えがある作品である。
カンフー映画の逸品である事は間違いない作品である。>
ノラ・ミャオとチャック・ノリス‼️
ブルース・リーの主演作の中では「燃えよドラゴン」に次いで好きな作品‼️立ち退きを迫られるイタリアの中華レストランに、助っ人としてやってきたリー扮するタン・ロンの活躍を描いているわけですが、ブルース・リーの強さは相変わらず‼️特に従業員たちが全く歯が立たないイタリア人のチンピラたちをいとも簡単に倒していく、そのカタルシス‼️「燃えよドラゴン」でも見られなかったダブルヌンチャクの興奮‼️ピストルに対抗する手製の木矢など、もう誰も敵わない‼️そしてこの作品では、ブルース・リー永遠の恋人ノラ・ミャオの美しさが際立っている‼️最初はタン・ロンを田舎者と馬鹿にしていたのが、彼の強さを目の当たりにした後の瞳の輝き‼️ホント魅力的でした‼️この作品の撮影中、幾度と無くイタリア人のスタッフたちにセクハラされそうになったところ、それを救ってくれたのもブルース・リーだったらしいです‼️そしてスクリーンにおけるブルース・リー最強の宿敵チャック・ノリス‼️この作品でのコロシアムでの対決はアクション映画史に残る‼️あと彼の豊富すぎる胸毛も‼️
稚拙なんだけど面白い
肉体美!!
コミカルなシーンやキャラクターが多く、ブルースリーのイメージが少し変わった
これがまたブルースリー監督作であることを考えると彼本人が目指していたのはこの方向性だったのかと親しみやすさを感じてしまう
おそらくジャッキーチェンに影響を与えているんだろうなあとも
内容としてはブルースリー版「椿三十郎」
シンプル明快
西部劇を見る時の感覚にも似る
勧善懲悪も最近の作品じゃあまり見れなくなってしまったような気がして、エンタメ作品として時には悪くないのになあと思う
今度はイタリアマフィアが敵かと思いきや、なんだかんだで空手との闘い
何より肉体美がすごすぎる!!
0084 ノラミアオやっぱりカワイイ!
1975年公開
リーが製作会社と喧嘩して他社から引き抜かれぬよう
プロデューサーが「お前会社つくれへんか?」と
知恵をつけて、製作、主演、監督、脚本など
一人で作ってしまった本作はイタリアマフィアとの
攻防を描く。
おのぼりさんが最初は役にたたんと思っていたのに
実は滅茶苦茶強いと知った時のノラミアオの笑顔は
映画史上最高。
お店の裏でチンピラをコテンパンにやっつけるところ
なんぞ前2作にはないコメディタッチで見せる。
しかもそこで披露するダブルヌンチャクの凄さよ。
決戦の図はローマのコロシアム(なんでここ?)
わざわざ撮影前にチャックノリスを太らせて最後は
勝ってしまうブルースリーってなんて自分本位(笑)
香港系は東宝東和が配給していたが本作は
東映洋画部が獲得。
マイクメディオスの歌もカックイ―んだけど
めちゃ短い。
80点
テレビ初鑑賞 1977年4月6日『水曜ロードショー』
パンフ購入
4K版上映 2020年7月15日 アップリンク京都
ブルース・リー作品で一番好き
吹替版です!おまいはタンロンか!?が聞けない!
英語吹き替えじゃないですか。。広東語じゃない。
ブルースリーの声も吹き替え。本人の声じゃない。
全編英語になっててがっかりしました。何故か口笛のメロディーさえ
別の曲になっているという、、意味不明な変更もありました。
途中何度も帰りかけましたが、日本人空手家の「おまいわ…」だけでも
と思い結局最後まで見ましたが、全て英語の吹き替えでした…
「アイタ!」だけは言ってましたが、、、
例えは古いけど、MadMaxをアメリカ英語版で見た感じです。
やはりオリジナルが見たいから映画館に行った訳です。
とてもがっがりしました。TVなら諦めますが映画館で吹き替えは
ちょっと勘弁して欲しいです。ですが僕も事前に確認すべきでした。
好きな広東語のセリフもいっぱいある映画だからホント残念でした。
全身を使うんだ
ワールド・ブルースリー・クラシックにて久々に鑑賞してきました。
今作は作風も明るめで、ブルース・リーの芸術的なアクションを堪能出来ますね。
ダブルヌンチャクでマフィアの部下たちを倒すシーン、稽古で蹴った相手が吹っ飛ぶシーン、投げ矢で銃をもった敵も難なく撃退するシーン、どれも最高ですね。
クライマックスのチャック・ノリスとの死闘は、今後も語り継がれていく事でしょう。
フットワークを使い出すと、ノリスの攻撃がほとんど当たらず、ブルース・リーの鋭い連続蹴りや大ぶりのパンチがヒットしていくさまは圧巻ですね。
やむを得ず、とどめをさしたあとのブルースのなんともいえない悲しげな表情‥忘れられません。
ノラ・ミャオさんも背が高くて、相変わらずきれいでした。
私は主演4本の中では、一番好きですね。
ブルース・リーよ、永遠に!
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