続・殺しのライセンス

劇場公開日:

解説

マイケル・ピトックの原作を彼自身が脚本にし、「吸血ゾンビ」のジョン・ギリングが監督した“殺しのライセンス”シリーズ第二作目。撮影はデイヴィッド・ホームズ、音楽はボブ・キングストンが担当。出演は「殺しの免許証」のトム・アダムス、「ニューヨークの王様」のドーン・アダムスのほかマイケル・リッパー、ティム・バレットなど。製作はジェームズ・ウオード。

1967年製作/イギリス
原題:Where the Bullets Fly
配給:東和
劇場公開日:1967年4月8日

ストーリー

チャールズ・バイン(T・アダムス)は英国秘密情報部の若手ナンバー・ワンである。仕事にかけても女にかけてもピカ一の男で、殺しの免許証を持っていた。最近、英国ではスプリウムという極度に軽い合金が発明され、原子力によって飛ぶ飛行機が生れ、テスト用として二機が試験飛行の日を待っていた。ところがスパイ組織のボス、エンジェル(M・リッパー)がこの秘密を探るため動き始めた。彼のやり口は大胆不敵で試験飛行当日、時限装置による麻薬ガスで二人のパイロットを眠らせ、遠隔操縦で一号機をフランス国境へと盗み出した。そしてバインがこの事件を担当することになった。しかし彼はエンジェルの素早い作戦の前にたちまち誘拐され、スプリウム秘密工場の場所を否応なく喋らされてしまった。合金のサンプルはすでにエンジェルの手中にあったが、エンジェルの情婦の手引きで脱出に成功したバインはエンジェルの第一の子分セラフ(T・バレット)が仲間うちのいざこざで殺されたという事件を利用して、首尾よく奪われたスパリウムのサンプルを取り戻した。そして原子力二号機の試験飛行が行われる日、バインはバーレー空港へ飛んだ。到着早々彼は挙動不審の美人将校フェリシティ・ムーンライト(D・アダムス)を知った。突如大音響とともに空港のあちこちに火の手があがった。それは二号機を奪おうとするエンジェル一味の仕業であった。しかしバインの活躍で一味は全滅した。その時、バインは機を守ろうと乗り込んだものの、操縦が出来ない。やっと本職のパイロットがヘリコプターで応援に来たが、それはフェリシティであった。そしてふたりは地上の連中の心配をよそに、大空のデイトを楽しむのだった。

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