「ワイダ作品としてはソフトなホロコースト作品」コルチャック先生 エロくそチキン2さんの映画レビュー(感想・評価)
ワイダ作品としてはソフトなホロコースト作品
映画凍結期に公開されたアンジェイ・ワイダの未見の作品の嬉しい再映。
ナチス占領下のポーランド、ユダヤ人孤児の救済に奔走する小児科医コルチャック。200人の孤児を養う孤児院はゲットーに移設され、やがて強制収容所に送られた。
ワイダ作品としてはソフトな印象。子供を扱った作品とはいえオブラートに包み過ぎた感じ。「カティンの森」などロシアを批判した作品を観たあとでは物足りないかな。
ちなみに脚本は、昨年の外国映画ベストテンの6位に置いた傑作「人間の境界」を撮った女性監督のアグニェシュカ・ホラント。こんなところで繋がった。
コメントする