「モノクロの時代物、新たな視点に欠ける。」コルチャック先生 アツサミーさんの映画レビュー(感想・評価)
モノクロの時代物、新たな視点に欠ける。
コルチャック先生、アウシュビッツに行く前に調べた時、伝記本を読みました。ヒューマニストとしてのコルチャック先生に焦点を当てた作品です。「関心領域」の様な不気味さはなく、ストーリー展開も直線的で、今の時代には合ってない。唯一、印象に残ったものは、この大戦が終わったらどーする?との問いに「次はドイツ人孤児の世話をするさ」と先生が答えた場面でした。人種や民族に関係なく、徹頭徹尾、身寄りのない幼い子ども達に寄り添った生涯だったんだなと思いを新たにしました。
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