コットンクラブのレビュー・感想・評価
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けっこうよかった
高校生の時に劇場で見て以来2回目。ダイアン・レインがあまりに美人ですごい。しかもめちゃくちゃ性格がきつい。彼女とうまくやれる男がいるだろうか。ギャングのボスくらいしか思いつかない。
リチャード・ギアがボスにやたらと軽口をたたいて神経を逆なでするのでハラハラする。その上弟のニコラス・ケイジは裏切って殺そうとするし、もうめちゃくちゃだ。
前半はちょっと退屈だったが、ダイアン・レインがショーパブを開店してからの後半はすごく展開して面白い。あそこでは命がいくつあっても足りない。
音楽やダンスなどショービジネスがヤクザと密接で、しかしヤクザにとっての金や覇権争いの前では吹けば飛ぶようで儚い。そんな切なさにじんと来る。
タップダンサーに惚れろ!
アメリカ禁酒法時代下の映画を探してて飛びついた作品。主演は若きリチャード・ギア。その他、ニコラス・ケイジ、ローレンス・フィッシュバーンなんかも出ていてびっくり。実在していた店、人物を元にしているとあって若干興奮。笑
35歳のリチャード・ギアのかっこよさときたら…しょっぱなからめちゃめちゃや…。カラーの丸めがねに乱れたオールバックに…中折れ帽(フェドーラというんですね)、最高です。
黒人ミュージシャンと競い合ってコルネットを演奏する音楽家ディキシー、野望のために身を落とすその弟、ギャングのボス、ディキシーと恋に落ちるもダッチの愛人になった20歳にも満たない美女、
身分違いの恋をしてしまうタップダンサーとシンガー
1920〜1930を舞台に、金、音楽、マシンガンが入り乱れながら様々な人間の成功、失敗が描かれている。
音楽の見せ方が最高にカッコイイ。ディキシーのコルネット、ピアノに、黒人タップダンサー達の競い合うビート、歌って踊るシンガー…
サンドマン兄弟のタップダンスのステージや、黒人パブのタップダンサー陣のステージは鳥肌もの。
さらさらとピアノに触れるディキシーもしかり。
マフィアはたむろうし、黒人は人間として扱われず、銃もマシンガンも当然、こんな時代下で音楽というものはなんて強い力を持っているんだろう。こんな時代下でもやはり憧れてしまう。そしてビジュアルもドストライク。画面の色あい、明暗、シルエット、影、渋くてかっこよくてさらにセクシー。
ストーリーどうこうより、音楽、ビジュアルを楽しむ映画かなと。最後は若干拍子抜けだったし。なにより、タップダンスにはまってしまいそうです!!
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