「けっこうよかった」コットンクラブ 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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高校生の時に劇場で見て以来2回目。ダイアン・レインがあまりに美人ですごい。しかもめちゃくちゃ性格がきつい。彼女とうまくやれる男がいるだろうか。ギャングのボスくらいしか思いつかない。
リチャード・ギアがボスにやたらと軽口をたたいて神経を逆なでするのでハラハラする。その上弟のニコラス・ケイジは裏切って殺そうとするし、もうめちゃくちゃだ。
前半はちょっと退屈だったが、ダイアン・レインがショーパブを開店してからの後半はすごく展開して面白い。あそこでは命がいくつあっても足りない。
音楽やダンスなどショービジネスがヤクザと密接で、しかしヤクザにとっての金や覇権争いの前では吹けば飛ぶようで儚い。そんな切なさにじんと来る。
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