劇場公開日 1933年1月

「口説きの心理描写と粋な会話が愉しい大人の映画にしてルビッチ監督の面目躍如」極楽特急 Gustavさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0口説きの心理描写と粋な会話が愉しい大人の映画にしてルビッチ監督の面目躍如

2020年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

エルンスト・ルビッチ監督の代表作の一本。一組の泥棒カップルが織り成す恋と騙しの大人の遊びを上品に楽しく描いたソフィスティケーションコメディ。サイレント映画「結婚哲学」に通じる、男女間の口説きの心理描写の巧みさ、トーキー映画の利点を生かした会話のお洒落で粋なルビッチタッチが存分に楽しめる。最後の化粧品会社女性オーナー、ケイ・フランシスと主人公の泥棒ミリアム・ホプキンスの恋の駆け引き場面が、特に秀逸だ。大人のユーモアでは唯一無二の巨匠監督ルビッチの面目躍如の名作。

Gustav