国際諜報局のレビュー・感想・評価
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ここからハリー・パーマーの伝説が始まった
原作は、当時大人気だった007へのアンチテーゼとして執筆されたとも言われる。その意味で007と本シリーズは“月と太陽”のような関係性にある。いざこれが映画化されると、コアなスパイ映画好きの間ではボンド以上の人気を博し、七三分けにメガネ、労働者階級のイントネーションという飄々としたハリーのスタイルは『オースティン・パワーズ』や『キングスマン』で引用されるほどにアイコンとして定着した。
日本ではDVDリリースがなく、鑑賞する術がなかった記念すべきシリーズ第一作がこの『国際諜報局』。ロンドンの名所をバックに映しながら、派手なチェイスや格闘も少なく、地味にも思える描写の中で人間の妙味と物語のプロットで観る者の心をくすぐり続ける。まさしく的確にツボを押さえた演出の数々。ボンドよりもこちらの方が、リアルな諜報戦に巻き込まれた臨場感と、英国特有のサラリーマン的なスパイの妙味を存分に味わえることだろう。
半世紀前に作品だと思うと感慨深い
同じ時期に日本だとどんな映画が流行っていたのだろうか?
映像の古さとかは感じるが、
画面に映るパーマーは、とても現代的で今見ても格好いい。
これが原点なんだと思うとじ~んとくるね💓
英国スパイ映画の金字塔
007シリーズと対極をなす、もうひとつの金字塔的なスパイ映画。
主役のハリー・パーマーは「オースティン・パワーズ」の元ネタ。黒縁(っぽい)メガネは「キングスマン」にも引き継がれている。なお、ハリー・パーマーの眼鏡はオリバー・ゴールドスミス製だが、キングスマンメンバーの眼鏡はカトラー・アンド・グロス製。
本作でハリー・パーマーを演じたマイケル・ケインが「キングスマン」ではアーサー役を務めるという笑
多少ツッコミどころはあるものの、令和の今日でも充分楽しめる作品。
祝DVD発売(^^♪
待ちに待った廉価版DVD発売!早速Amazonでゲット!レンタルでもVHSしかなく観たい思いが募るばかりだった。
「キングスマン」のハリー・ハントがお手本にした本作主人公ハリー・パーマーはマイケルケイン。東西冷戦の時代を背景に007とは一味違うサラリーマンスパイが絶妙!?
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