ゴールデンボーイ(1998)のレビュー・感想・評価
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強かなR15のサスペンスだけど監督と俳優がねぇ
YAHOOニュースを流して読んでたら何やら怪しげな映画のタイトルを目にした👀
スティーブン・キング原作の映画だと知り興味が湧いたので帰宅後に早速、U-NEXTにて検索🔍
マ王、週末の夜に「ゴールデンボーイ」を観た😁
いや待て1998年の映画なのかよ💦
と思いつつ観てみたんだが古さは何処にも感じなかった(イアン・マッケランが既に老人顔だったからなのか)
若き日のブラッド・レンフロがとても怖い役をこなしてるので見応えはありました(とは言ってもイアン・マッケランの怖さには敵わないが)
またブラッド・レンフロって案外格好良いんだよ(とは言ってもマ王の美しさには敵わないが)
ホロコーストを題材にした映画にしてはR15感が極めて乏しいので文句はソコくらい🥸
内容は後半に向けて加速するサスペンスだったので面白かったよん🤗
PG12やR15レベルの恐怖系が苦手な人でも安心して鑑賞出来るでしょう(断定はしない)
さてタイトルの件だが、俳優イアン・マッケランは自身がゲイであるのをカミングアウトしている。
そのイアン・マッケランと親交が深いのが監督のブライアン・シンガーなのよ。
「X-メン」「X-MEN2」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「X-MEN:フューチャー&パスト」「X-MEN:アポカリプス」で敵役マグニートと監督という形で繋がってるんだけど、まさか「ゴールデンボーイ」がスタートだったとは知らなんだ。
で、マ王は勝手に2人は懇ろな仲だと思っている。
だってブライアン・シンガーって「ボヘミアン・ラプソディ」の監督でもあるワケで、クイーンのヴォーカルであるフレディー・マーキュリーの半生を描いてるでしょ。
マ王てっきり、ブライアン・シンガー監督と俳優イアン・マッケランと映画「ボヘミアン・ラプソディ」のスリーカードの役だと思ってたんだけど、本作も揃うとあら不思議のフォーカードに化けてしまって、もう「いや、そんな下心は無いよ」なんて言っても信じられん。
マ王はLGBTQとかの偏見は一切無いのよ😐
マ王の友達にもバイセクシャルがいるし昔の彼女の友達にもレズビアンがいたしマ王の自営業時代にもバイトにトランスジェンダーがいたし🤔
ちゃんと友人として付き合える✨
でもマ王は友人としてなら大丈夫だけど男から「恋人になってくれ」と言われたら断固NOと言います✋
無理なもんは無理なんよ😫
映画館での鑑賞オススメ度★★★☆☆
R15系恐怖度☆☆☆☆☆
けどラストは秀逸度★★★★☆
出会うべきではなかった2人
全く事前情報なしで鑑賞しました
「ゴールデン・ボーイ」という邦題でキラキラした青春ストーリーかと思っていたらこんなストーリーだったとは
原題は「優等生」だそうで、そっちの方がピッタリ
その優等生の主人公トッドが元ナチスの老人と出会い、そこから2人の狂気が始まっていくのがとてもゾワゾワさせてくれました
トッドがドゥサンダーが封印していた狂気を思い出させ、トッドは狂気に目覚めていく、ストーリーが進むにつれてだんだん緊迫感がすごくなっていきました
トッドがドゥサンダーにナチスの軍服を着させたシーンはこわすぎました
イアン・マッケラン演じるドゥサンダーには気持ち悪ささえ感じるし、ブラッド・エンフロ演じるトッドは最初とラストでは全然違う狂気のある表情を見せ、その2人の演技はホント素晴らしかったと思います
とても観応えのある作品でした
狂気に満ちた少年
“ホロコースト”についての授業を受けたことで ナチスに興味を持ち、たまたま乗ったバスに、かつて強制収容所の所長だった人物が乗り合わせていたことで、少年の奥で眠る狂気が目覚める…。
イアン・マッケラン演じるドゥサンダーに染み付いた 当時の記憶が徐々に蘇り、人を殺すことにためらいのない姿や、ブラッド・レンフロ演じるトッドに潜むサディスティックでサイコな一面も、恐ろしい。
ただ、邦題の「ゴールデン・ボーイ」の意味がチョッと良く解らなくて…。
考えながら観ていたんだけど…何故「ゴールデン・ボーイ」???
永久保存版🙆♂️
サスペンスが好きな人は本作を絶対観た方が良い。凄く良く出来てる。少年がナチスの残虐さに魅了され取り憑かれていく様子がスリリングに描かれている。背筋が凍る。この監督って、ユージュアル・サスペクツ、X-MEN、ボヘミアン・ラプソディの監督でもある。そりゃ面白いはずだわ。
原作を読んでからリピート。 原作だとトッドはもっと幼いイメージなん...
原作を読んでからリピート。
原作だとトッドはもっと幼いイメージなんだけど、映画では16才でほぼ大人。そうしたことで原作とはまた違う面白さができてる。トッドのキャラ設定とラストの方、うまくまとまっていて、原作よりうまいかも。「怪物が新たな怪物を生んだ」って感じ。
スティーブンキングって映像化作品のほうが良いこと多いな…。
何よりもイアンマッケランの怖さ!マーチのシーンは初めて見たときからいまだに記憶に残っていて、改めて見てもスゴイ。ガンダルフもいいけど…こういう役をまたやってほしいなあ。
ブライアンシンガーもまたこういう作品撮ってほしい。
秀作
イアン・マッケランの演技が凄い。
風格のある役者さんだと思っていたけどこういうのもできるのかと感心。
徐々に狂気のスイッチが入る演技は素晴らしい。
隣のベッドにいた男性の演技も良かった。なんという役者さんだろう。
ブラッド・レンフロの演技はいまいちだったけど雰囲気は出ていた。若くして亡くなったのは惜しい。
原作を読んでからリピート。 原作だとトッドはもっと幼いイメージなん...
原作を読んでからリピート。
原作だとトッドはもっと幼いイメージなんだけど、映画では16才でほぼ大人。そうしたことで原作とはまた違う面白さができてる。トッドのキャラ設定とラストの方、うまくまとまっていて、原作よりうまいかも。「怪物が新たな怪物を生んだ」って感じ。
スティーブンキングって映像化作品のほうが良いこと多いな…。
何よりもイアンマッケランの怖さ!マーチのシーンは初めて見たときからいまだに記憶に残っていて、改めて見てもスゴイ。ガンダルフもいいけど…こういう役をまたやってほしいなあ。
ブライアンシンガーもまたこういう作品撮ってほしい。
終盤の追い込み
『ユージュアル・サスペクツ』が面白かったので、ブライアン・シンガー2本目です!
元ナチ将校が狂気を表す瞬間瞬間を、もうちょっと丁寧に撮れたら、ぐっと引き込まれたかなぁと思いながら見てましたが、終盤は自然と見入ってましたですよ。
こりゃあ、次も行くかなぁ!
邪悪の継承
勝手にキング原作映画特集その11。
今回は秀作スリラー『ゴールデンボーイ』を紹介。
主人公トッドは成績優秀、容姿端麗、おまけに
文武両道という前途洋々たるハイスペック高校生。
ひょんな事から彼は、近所に住むある老人が、身分を偽って
ひっそりと暮らす元ナチス・ドイツ将校であること気付く。
トッドは「世間に正体を公表する」と老人を脅迫。そして、
秘密を守る事と引き換えにひとつの要求を取り付けた。
「あんたの知ってる、ぞくぞくする話を全部聴かせてほしい」
老人が語る恐ろしい行為の数々に魅せられていくトッド。
老人もまた、久しく忘れていた残忍な心を次第に取り戻し……
...
監督は『ユージュアル・サスペクツ』のB・シンガー。
ユダヤ人である彼は『ワルキューレ』『X-MEN』
でもナチ絡みの題材を扱っている。
また興味深い事に『X-MEN』でユダヤ人を演じた
I・マッケランが、本作では元ナチ将校を演じている。
最初は弱々しかった老人が、少しずつ
力強さと邪悪さを取り戻してゆく演技は戦慄必至。
軍服を着て足踏みするシーンなんて今思い返してもゾッとする。
また、トッドを演じたB・レンフロは、
端正な顔立ちも含めてドンピシャの配役。
流石にマッケランと演技を比べるのは酷だが、
思春期ならではの残酷さ、傲慢さがリアルだ。
聞くもおぞましい話に目を輝かせながら耳を傾ける
残忍さと、成績が悪化して両親に叱られる事を
死ぬほど恐れる無邪気さのアンバランス。
日本でも人気のあった彼が既に故人なのは本当に悲しい……。
...
思うに、人はもともと残忍さを有している生物だ。
善悪の判断がつかない子供は尚更のこと。
あなたのクラスにはいなかったろうか? 蝿の羽根を
むしったり、レンズで蟻を炙って遊ぶ同級生が?
倫理観を教え込まれない内は、猫が獲物を執拗に
なぶるのと同様、あれが残虐な行為だとは考えない。
いやむしろそれを承知で楽しんでいる節さえある。
恐ろしい話、残虐な行為には魅惑的な側面もあるのだ。
本作はそんな、人間の邪悪で後ろめたい部分を描いた物語。
ちなみに本作、原作とは結末がかなり異なる。
好みはあると思うが、僕は映画の結末の方が好き。
ある人物の残虐性が爆発する原作ラストも怖いが、
本作の不気味なラストはより後を引く。
なお、原題『Apt Pupil』は『優等生』
の意だが、『優秀な弟子』とも訳せる。
それを踏まえると、原題の不気味さも
幾らか増すと思うのだが、如何だろうか。
<了> ※2013.09初投稿
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