ゴールデン・チャイルドのレビュー・感想・評価
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今見ても結構面白いですよ
エディー節が全開まではいかないがそれなりに楽しめた。
なぜ、短剣がキーになっているのかわからなかったが遅まきながら最後に理解できた。
短剣を取りに行くシーンは結構ドキドキしたがインディージョーンズほどでもなかったかな。
演技できそうな子役だったけれどセリフは1回か2回。
あくまで象徴という存在なのだろう。
この少年の存在も悪魔もあり得ない設定だけに感情移入しにくかったが少年はかわいく悪魔は醜い怪物で物語がうまく成り立っていた。
とくにネパールの空港の出国管理所の場面はエディーらしさ満開で一番面白いシーンだった。
自分も空港で困ったらエディーの様に真似してみたいと思ったが多分、捕まるやろなあ。
まあ、持込に困るようなことはないやろけど。
今でも十分に観れるが40年も前の映画だけに携帯もなければ飛行機の機内はたばこスパスパ、時代を感じました。
極めて今日的な作品です 2021年は中国によるチベット侵略併合からちょうど70年の節目なのです 今こそ観るべき映画です
1986年12月公開
この年の全米No.1ヒット映画です
もちろん本作は、痛快でエキゾチックで神秘的なアクションコメディ映画です
しかし、その体裁は偽装で、実際は痛烈にチベット問題について中国を批判することがテーマの作品であるのです
西洋人の姿をしてはいますが、悪魔の化身は中国共産党のことなのです
この偽装によって、中国からのハリウッドへの圧力をかいくぐって製作できたのです
そして、中国が公開当時よりも何倍にも強大になっていてる今日でも私達が鑑賞することができるのです
エディの頭の良さはさすがと思います
真っ正面からチベット問題への批判をすれば、リチャード・ギヤのように中国の差し金やら忖度で、ハリウッドから干されてしまいかねないのですから
あなたはどれだけチベット問題を知っているのでしょうか?
チベットとは、1951年に中国が侵略して併合された中国とは別の民族の歴史ある国であること
中国語ではないチベット語を話す、漢民族とは違うチベット民族の国であり、チベット仏教を熱心に信仰する国であるのです
中国はその国を征服して、70年も抑圧支配してきたということを最低限知って本作を観て欲しいのです
そして、なぜこの1986年の年末に本作が公開されたのでしょうか?
その疑問も持って鑑賞して頂きたいのです
それは中国の国家主席であった胡耀邦がこの1986年9月に失脚したからです
彼はチャイルド共産党の総書記に就任した1980年にチベットを視察して中国のチベット侵略の実態を知り、その誤りを認めて、いわゆる「チベット休養政策」を行った中国の政治指導者だったのです
その政策とは、
チベット語教育を解禁する、信教の自由を保証する、僧院の再建事業に着手する、外国人旅行者にチベットを開放する、というものでした
そんなこと当たり前のことです
しかしその胡耀邦が失脚したことで、これらの政策は撤回されてしまったのです
つまり、本作はそれへの抗議として製作されたというわけです
胡耀邦の後継者は1989年に天安門事件で市民や学生数千人の虐殺を命じた鄧小平でした
天安門事件の少し前、チベット反乱30周年の1989年3月にラサで大きな騒乱が起こり戒厳令がしかれます
西側報道によると80~150名もの死者をだしたようです
そして1995年には、チベット密教伝統の手続きに則り、ダライ・ラマが任命したパンチェン・ラマ11世が強制失踪させられてしまう事件も起こります
現在も消息不明のままです
まさに本作の筋書きそのものではないでしょうか
中国政府はトゥルク(化身ラマ)というゴールデンチャイルドにも政府の認可が必要としているのです
21世紀にはいると、チベットだけでなくウイグルでも一層苛烈な中国の抑圧支配体制が明らかになって来ています
遠い中央線アジアの話?
日本の未来なのかも知れません
自分たちの子供達がチベットやウイグルの人々と同じ地獄に落とされるかも知れないのです
本作ではエディの大活躍で悪魔の化身は滅ぼされます
現実の悪魔の化身がそのようになるのか、それは私達が本作のエディのように活躍できるかにかかっているのです
逆に金儲けの為に悪魔の化身に荷担している日本企業もあるようです
極めて今日的な作品です
2021年は中国によるチベット侵略併合からちょうど70年の節目なのです
本作はチベット侵略併合から35年目の作品
今年2021年は、本作公開から35年目
ちょうど中間だったのです
国際社会は何も力になれなかったという事実です
このままで良いのでしょうか?
今こそ観るべき映画です
頭使わず気楽に見られるものをと選択。 チャイルドがかわいいし貫禄も...
頭使わず気楽に見られるものをと選択。
チャイルドがかわいいし貫禄もあるなかなかの子役。生かしきれておらず残念。
アクションお姉さんも魅力的。おかげでラストは妙なラブストーリーとなり、これまた残念。
終盤になるにつれ、どんどんエディが鬱陶しくなり、面白くなくなっていく。吹替で見たからかもしれない。
BS-TBS吹替版鑑賞
おとぼけエディのけったいな救出劇
チベットで死んだ鳥をも生き返せる神の子が拉致された。エディマーフィ扮するチャンドラージャレルは、テレビ番組に出演し子供探し屋をやっていた。テレビを見ていたシャーロットルイス扮するキーナンと言う女性がジャレルを訪ねて来て選ばれた男だからゴールデンチャイルドを探して欲しいと言った。ジャレルは当初相手にしなかったが、徐々に巻き込まれていった。おとぼけエディのけったいな救出劇だったね。
エディマフィー満載
地上波で久しぶりに見直した。エディマフィーの魅力全開の映画。誰にも屈さず、媚びず、誇り高い。エディマフィのフィルターを通して観る世界は楽しくてワクワクする。小さな事で一喜一憂してる自分が馬鹿馬鹿しくなる。映画って面白いな〜と思い始めた頃の気持ちを思い出した。
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