荒野のガンマンのレビュー・感想・評価
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何と60年前の映画! まさか映画館で4K鑑賞する日が来るとは! マカロニウエスタンの傑作が甦る!
マカロニ・ウエスタンの傑作第一弾!
その最初っから、エンニオ・モリコーネの口笛のテーマ曲と銃声、クレジットの入り方、アニメーションのオープニングからカッコイイ。
そして、イーストウッドの服装、身のこなし、もちろん早撃ちのガンアクション!
口数の少ないクールなキャラクター、英語を話してるのに山田康雄の声にしか聞こえない。
吹替の声が染みついていて、自動的に脳内変換してしまう。
有名な黒澤映画「用心棒」の西部劇版。
そのストーリーも面白い。
今更になってその「用心棒」も小説の引用だったことを知りました。
数十年前、モデルガン・ブームが巻き起こり、「ダーティ・ハリー」登場前までは西部劇に登場する銃が人気で、くるくるまわして腰のホルスターに銃をおさめるのが大流行!
渋谷道玄坂のMGCに通い、(小遣貯めた小金持ちの友人が)購入!
金属製の銃の銀色の塗装を紙ヤスリではがし「ガン・ブラック」で黒く塗ってた!(時効!)
戦争のはらわたを視聴して面白かったのでペキンバーの作品を見ることに...
戦争のはらわたを視聴して面白かったのでペキンバーの作品を見ることにした2作目.南軍と北軍の戦争が身近にあったころの西部劇で,主人公イエローハットにも好敵手ビリーにもヒロインのキットにも突っ込みどころのある意思決定をしているのは当時の価値観が今とはとても異なっていたからなんだろう.本筋である復讐劇を見失った後に,ヒロインともにインディオからの逃避行は,いったい何だったんだろう.インディオに翻弄される中で二人の関係が縮まったものの,イエローハットの銃の腕は映画の初めから終わりまでひどいものでてんで人を打つことができないまま.インディオを倒したのも結局ヒロインだったし,過去の古傷によって片手が上がらなくなっていることの影響もあるのだろうけれど,しかしそれを描くには冗長な気もしたがどうなんだろうか.
ペキンパー監督だけど
主人公(ブライアン・キース)の復讐劇と、主人公が誤って殺してしまった少年の母親(モーリン・オハラ)との贖罪のロードムービーが重なる。
西部劇としてはちょっとずれたおり、ペキンパー監督は何をやってんの?という感じ。
邦題が投げやりなのもうなずける。
dancehall black garter
ペキンパ。モーリン小原。いきなりダンスホールの踊り子たの息子が、主人公の誤射で死ぬ。その男の子の埋葬先への旅の護衛として、主人公が後を追う。傷を負ったもの同士の弔いの旅路in大西部。子の亡骸を乗せてアパッチ出没地帯を行く馬車。あるいは南北戦争で頭に傷を負ったためどんな時もテンガロンをとらないカウボーイのロードムービーでもある。
盛り上がりどころがない
総合50点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
サム・ペキンパー監督ということで期待して見た。しかし砂漠地帯を旅する場面が続くのは退屈だし、一人息子を失った母親は埋葬場所に固執するものの意外と取り乱さずあっさりとしているし、元南軍二人の行動はわけがわからないし、物語にたいして盛り上がりどころもなくて面白くなかった。
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