「二人の交渉人の攻防は、一見の価値があります。」交渉人 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
二人の交渉人の攻防は、一見の価値があります。
罠による同僚殺人の汚名を晴らすべくビルに籠城した市警交渉人と、交渉に駆り出された別地区の交渉人の攻防を描く物語。
名優サミュエル・L・ジャクソンとケビン・スペイシーの攻防が見どころのサスペンス映画です。
籠城の攻防と、同僚殺人の犯人捜し。二つの主題を上手に織り交ぜながら進めるストーリー展開は見事で、2時間を超える上映時間もまったく気になりませんでした。
籠城戦には、交渉術がふんだんに使われ、狙撃等も含めて緊迫感を醸し出します。
やや籠城になるまでの展開が無理やりだったのが残念なところ。
また犯人特定については、少し雑に感じたのもマイナスでした。
幾つか気になる点もありましたが、それでも、十分に楽しめるサスペンス映画だったと思います。
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