「デイヴ・グルーシン」恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
デイヴ・グルーシン
フランクとジャック、ピアノ連弾のジャズコンビ。兄は後頭部の薄毛が気になってスプレーをかける。実際の兄弟だけに似ている二人・・・彼らが奏でるジャズも渋いけど、デイヴ・グルーシンの音楽には最初からひきつけられてしまう。
フランクは家庭を持っているためスージー・ダイアモンドとは恋愛になりそうもないが、ジャックは独身。フランクはジャックに釘を刺す。「一晩限りの女じゃない、仕事のパートナーなんだ」と。それくらい大切な存在となった。しかし、大晦日のカウントダウンの後・・・
寝てしまったことが引き金となって、兄弟もぎくしゃく、スージーはCMガールにスカウト。ジャックが場末のバーでコンボジャズに参加するなんてところは気持ちがわかるなぁ~♪
恋の行方も気になるところだけど、兄は堅実そうだし、ピアノ講師だけでも暮らせていけそう。そして弟はタバコの吸い過ぎだし、破たんしそうな生活で寿命も短そうだ・・・仮にスージーとうまくやっていけても彼女も破たんしそうだし・・・ううむ。想像すると、それほど気持ちいい終わり方じゃないな・・・恋がどうのこうの言う年齢でもないだろうし・・・
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