「BGMの音量が大きすぎる」恋する惑星 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
BGMの音量が大きすぎる
エイプリルフールに失恋した識別番号223号の刑事モウは、彼女と再びヨリが戻る事を願い、振られた日から1カ月後の自分の誕生日まで、彼女が好きだったパイナップルの缶詰を毎日買い続けていた。5月1日になり、30缶のパイナップルを食べ、恋人を忘れようとした。そして、偶然入ったバーで出会った金髪にサングラスの女に自分の恋人になってもらおうとした。一方、ハンバーガーショップの店員フェイは、店の常連客の識別番号633号の警官宛の手紙を預かった、と店主から言われ、その手紙を開けてみると、中身は識別番号633号の元恋人からのもので、彼の部屋の鍵が同封されていた。彼に片想いしていたフェイは、その鍵を使って彼の部屋に忍び込み・・・さてどうなる、という話。
刑事や警官はほとんど関係なくて、グダグダな男女の恋愛話みたい。
とにかくBGMの音量が大きすぎてセリフが聴き取りにくく、ストーリーが頭に入ってこない。
狙った演出なんだろうけど、不快だった。
それにブレブレな映像も演出だろうけど、これも観にくくて不快だった。
古い作品だから、当時こんなのが良かったのか、記憶に無いが、今観ると合わなかった。
カルフォルニアの件も、なんのこっちゃかわからなかった。好きな人からデートに誘われたのにすっぽかす、ってどういう心情だったのだろう?何か見落としたのかも。
識別番号223号の刑事役の金城武は台湾語、広東語、北京語、英語、日本語まで話していて、さすがだなぁ、と感心した。
識別番号633号の警官は・・・どこが良かったからフェイに気に入られたのか、それがわからなかった。トニー・レオンを知らないが、イケメン、とも思えなかったし。
何を見せられてるのか、ついていけず、おまけにBGMがずっと不快で、合わなかった。