「若トニーレオンにめろめろ。」恋する惑星 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
若トニーレオンにめろめろ。
多分2000年くらいに夜中にテレビでやってて見てるはずな、恋する惑星ですが、微かな記憶と全然違う話だった…あれ?
4Kレストア版てやつを2022年に映画館で観たよ。
ウォンカーウァイの映画は、シーンの完成度はすっごく高いと思うけど、ストーリーの完成度はそんなにってゆうか、ストーリーある?みたいなのが特徴と私は思うので、恋する惑星もそんな感じではある。
でも、1994年4/1に振られて5/1が賞味期限のパインを30缶買って食べ尽くすとか、誕生日に1人が嫌で女性に電話を掛けまくるが袖にされてぶーたれる若い金城武とか、ディティールがきゅんとするところが魅力なんよ。たぶん。今作ではラスト近くでコンビニで元カノとあった後、外を見ながら飲み物飲み干すトニーレオンの胸に、道路標識の663が重なって、制服感を醸すところが、きゅんです。
そしてわたしはトニーレオンがすっごく好みなんだと再認識した。白ブリーフ、またもやご馳走様です。
なんなん、石鹸にちっこくなったねーとか、太ったねーとか、タオルが泣いてるとか、白いクマ(か犬)がトラになってるのに、汚れたね?怪我した?とかおもろすぎるやろー!シーツも歯ブラシのコップも変わってるの気づいてないし、フェイが663の家から出てくるところに鉢合わせしたのに全然深く追求せず一緒に寝てる始末。そしてフェイに惹かれ始めるとかー!!!
可愛すぎるやろ!かわいすぎるやろーーーー!!!
フェイがだいぶやばいストーカーなのにベリーショートヘアーとスキニーなボディがかわいくって、やばさが薄まるけど、まごうことなき犯罪者やでとか、
手書きの搭乗券の意味わからんし、CAの制服は元カノのをパクってアメリカに行ってたってこと?一年?とか、
金城武と金髪カツラのおねいさんのパートとフェイと633のパートは群像ではなくもはや短編2本では?とか、
映画の好み的にはそんなにいいとは思えないけども、
トニーレオンが!トニーレオンが!!!!
めっちゃかわいいから、天文学的にかわいいから、もう全部許すって感じです。
あたしもトニーレオンに笑いかけてほしいわぁ…