劇場公開日 1978年4月22日

「みんな同じ顔に見えたんだよね」原子力潜水艦浮上せず うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0みんな同じ顔に見えたんだよね

2024年12月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

レンタルビデオ全盛のころに、『ベン・ハー』『猿の惑星』を見て、チャールトン・ヘストンに魅了され、この映画も見てみました。もともとが、潜水艦を舞台にするという難しい発想の上に、緊張状態が長く続くストーリー展開もあって、起伏のない中だるみというか、途中でだんだん飽きてきて、見終わったころにはぐったり疲れ切っていましたね。

『Uボート』なんかでもそうですが、潜水艦を舞台にしたものって、場面展開の難しさや、神の視点(現実のカメラワークでは、水中で撮影できないため)で見る構図になるために現実味がない。などの問題があって、どの作品でもうまくいったためしがない気がします。

さらには、世界情勢に疎い状態で、登場人物も外人ばっかりで(笑)のめり込んで見ても半分も理解できなかったりして。当時は冗談抜きで、そんな状態だったんですよね。今は、逆に日本人の若い人がみんな同じ顔に見えますが。

うそつきかもめ