クレージーモンキー 笑拳のレビュー・感想・評価
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喜怒哀楽拳
BS12で鑑賞(リマスター版,吹替)。
ストーリーはあって無いようなものだったが、ジャッキー・チェンの映画はこれで良い。物語の半分以上はコミカルなカンフーバトルで占められ、笑いと動きのキレへの感心が止まらない。
祖父が宿敵「鉄の爪」に殺害されてから物語が本筋に入って動き始める。命をかけた激闘に次ぐ激闘に、肩の力が入りっぱなしで手に汗握った。
肝心の笑拳だが、喜怒哀楽拳と言ってもいいくらいに、使い手が感情を駆使して戦うのがユニークで面白かった。感情で鉄の爪の攻撃による痛みを誤魔化していなしていると云うことだろうか。
笑う門には勝ち来る!
ジャッキー・チェン初めての監督作品って事で、ここから伝説が始まったと言っても過言でないような・・・
自らの魅せ方を知り尽くしてるかのごとく、ジャッキーがメチャクチャカッコいい!
ストーリー的には、よくありがちなリベンジものの設定ではあるが、ジャッキー特有のコミカルなアクションといい、過酷な修行場面といい、見応え十分。いや〜、楽しませてもらいました。
ただね〜・・・
確かに面白い。アクションもすごい。まるでダンスでも見てるようなカンフーの動きも素晴らしい。でも、どれも一緒なんだよね。
何を見ても、それなりに楽しめるけど、それだけ。どれがどの作品か区別がつかない自分です。
【ネタバレ】
ところで、ラストのアレは日本独自のもの?
子連れ狼の歌まで流れたんだけど、元々本国での公開時にもあのまんまあったのかな?
笑拳怪招〜思い出のジャッキー映画〜‼️
幼少期の私にとってのヒーロー、ジャッキー・チェンのカンフー映画の中でも「蛇拳」「酔拳」とともにベスト3に入る作品ですね‼️初鑑賞はテレビ放送なんですが、小学生の私にとってトラウマみたいなシーンが多かった‼️冒頭、悪玉である「鉄の爪」が「行意門」の門弟たちを追い惨殺するシーン‼️その「鉄の爪」の拳法が指で「つねる」、私の地元では「ねずむ」とも言うんですが、とにかく相手の上半身が赤く内出血していってホントに痛そー‼️そんな冒頭のシーンがTV放映のため、ビスタの画面をTVサイズに圧縮、登場人物たちが縦に細長くなって恐怖感も倍増‼️「鉄の爪」の白髪に白髭のビジュアルもソートー怖かった‼️そんな「鉄の爪」がジャッキーのおじいちゃんを殺すシーンも怖かったなぁ‼️「蛇拳」や「酔拳」に比べると、流血のシーンが目立って妙にリアルだった気がする‼️さすがはジャッキー演出‼️おじいちゃんを殺されたジャッキーの怒りのトーニング描写も印象深い‼️ただ肝心の拳法は「喜・怒・哀・楽」を前面に出し、相手をビックリさせたり、油断させるもので、「蛇拳」「酔拳」に比べるとあまり印象に残ってない‼️
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