クレイマー、クレイマーのレビュー・感想・評価
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しわ寄せが可愛い我が子にいく離婚
裁判で互いに非を認める元夫婦。
夫は良き父に変化を遂げ、どちらも養育に不適とは言えない。それは子供が1番わかっているはずで、子供にはどちらの親も欠かせないのに、裁判は大人の間で行われており、家庭が親の事情で壊れてしまう事がとても切ない。しわ寄せが無垢な子供にいくのがもどかしい。そもそも、裁判を介してしか両親が話し合いをできていない。母親は父親の変化も遠巻きに数回見るだけでしかわかっていないだろう。会話不足だと感じた。
子供が7歳という絶妙な設定で、環境が大人にさせている部分もあるものの、18ヶ月の間にママ命のbabyから、父親とチームを築けるboyに変化していく。子供が時に父を、時に母を頼る事はこれから何度となくあるだろう。両親2人でその成長を見守っていけたら良いのに。最後のエレベーターで「おかしくない?」「素敵だよ」のシーンが、夫婦が初期に戻ったように素直に接しあえていて、よりが戻るかも?と一筋の希望を持てて良かった。
フレンチトースト失敗→子供が皿を用意し、買ってきたコーヒーとドーナツ→2人で手作りのフレンチトーストという朝食の変化が、父子の距離をうまく写し出していた。
クレイマークレイマー
✴︎あらすじ 仕事人間の夫が妻に離婚され、仕事に、慣れない子育てにと追われる中で徐々に変わっていく父親。そして子供もそんな父を見て感じるものがあった。しかしそこで妻と子供の親権争いをする事に... ✴︎感想 だんだんと変わっていく父親に泣ける。 最後が不完全燃焼な気がするけど、いい話。 父の気持ちも、息子の気持ちも分かるから切ない。
誰がいけない、とかではないと思った。 誰もいけなくない。 いろんな...
誰がいけない、とかではないと思った。 誰もいけなくない。 いろんなことが絡まって 最後の結果になったんだなって思った いろいろと辛いけど いい映画だった
夫妻のトラブル
どう表現すれば良いのでしょう。これは観る年齢、あるいはその時の自分の状況によって見方が大きく変わる作品だと思います。仕事ばかりに熱中し、家族のことは少しも考えたことのなかった父親(ダスティン・ホフマン)。彼の妻(メリル・ストリープ)は、ついに息子を置いて出て行ってしまいます。そして、今まで経験したことのなかった"育児"と"家事"を強いられることに…。 父子が徐々に心を通わせ、本当の愛を知ったホフマンの前に突如現れるストリープ。彼女の目的とは!? なんかサスペンス風な書き方になってしまいましたが、要はこんな感じです。子役の演技がとても説得力があり、中立の立場(つまり夫妻の間で起きたトラブルを見守る傍観者として)で観ることができたり。時には父に、時には妻に感情移入をしてしまう場面もチラホラ。あの有名なフレンチトーストの調理シーンが、とても印象的です。
ダスティンホフマンが良い
ダスティンホフマンの父親役、すごく良かった。特に笑顔かな。女の人に対する笑顔と子どもに対する笑顔はなんか違うように感じた。 すごい温かい笑顔。頼れるお父さんであり、夫像なような気がする。 海外の人特有かもしれないけど、怒る時って日本人には出来ないような、カッと怒る感じ、レオナルドディカプリオもそうだけど、本気でカッと怒るからすごいと思う。 終わり方もまた絶妙だったなー。 続きは想像できるけど、見たかったなーって思ってしまう。まぁ見せないのが美しいのかもしれないけど。 「どう?変かな?」「素敵だよ」ドア閉まる。暗転!!! ってのが、映画だなーー!って感じ(笑) 心あったまるねー。 フレンチトーストに始まり、フレンチトーストで終わる。 あの親子のコンビネーションも良かった。海外の親子って感じ。日本ではない光景。 良かった!この映画の心の温まり方はダスティンホフマンの力がすごいと思った。
A+ (特に父親、息子は必見!)
A+ ・これは傑作! ・あらすじ:妻家出→離婚→親権争い ・どちらが悪いとも言えない>_< ・夫(主人公)の変化(自己中→良いお父さん)が感動的 ・妻の苦しみもわかる ・父子の関係が美しい →ツイッター:@Joey_movies
展開に無駄がなく感動できる映画だった。ダスティンホフマンの演技も良...
展開に無駄がなく感動できる映画だった。ダスティンホフマンの演技も良かったし、あの役の父親の言動って男がなかなかできないとこをやってのけるからすごくかっこよかった。分かりやすくてすごく好きな映画。
じんわり
ぽんぽんと進むストーリー、早すぎず遅すぎず心地よい。 親子愛。 母と父、どちらが子育てに最適なんて決められない。 子供へ対する愛情、父として成長していく姿が印象的でキレイ。 じんわり暖かい映画でした。 できれば元サヤに戻ってほしかったなぁ…
すごくよかった。
家族愛とは何か、考えさせられる作品。 壊れた夫婦関係は、元に戻すのは難しい。 だけど人は変わってゆける。 父と息子との関係の変化が、すごく心に残った。ああ、これが親子愛なんだなって。 お母さんも、ただ息子を愛していただけ。 だけど修復はできない家族。もどかしいけど、切なくて愛おしい。子供には罪はないもんね。 いい親に、性別は関係ない。響いた。
とても古い映画
子どもに対しての愛がすごくて、育児をすることで精神的にも成長する父親が観ていてよかった。
子どもは本当にいい意味でも悪い意味でも影響力が大きいと感じた。
フレンチトーストの作り方がうまくなったのに別れる事が決まって気まずい感じの2人に感動した。
大人になってもう一度観たい。
王道の力
こんなベタなストーリーで感動できるかなあなんて思いながら見たら、素直に感動してしまいました。比べるのも野暮ってもんてすがこの間見た同じ離婚してシングルファザーものの『幸せのちから』が全くピンと来なかったっていうのもありますが。 やはり一番グッときたのは、二人の生活の集大成的なあのシーン。最初やった時はドタバタだったのに1年半経った後の二人の成長に感動。前半との対比でわかりやすく二人の関係の変化が示されててすごく良い。 奥さんは途中までは心底イライラしながら見ていましたが、最終的には同情してしまった。奥さんを悪者一辺倒で描かないあたりにも優しさを感じます。 王道なめたらあかん…
フレンチ・トーストの作り方
総合85点 ( ストーリー:80点|キャスト:85点|演出:85点|ビジュアル:70点|音楽:70点 ) 夫婦の間にはいろんなことがあっても、子供への愛情は本物だった。仕事にかまけて家族のことをまともに振り返ってこなかった自分に気が付き、失ってその大切さに気が付く。子供のために慣れない家事を始めて学校の送り迎えをして遊びの相手もして、親権獲得のためには持てる全てを出して一日で仕事を探そうとする。気が付くといつのまにかフレンチ・トーストも美味しく作れるようになっていた。 ダスティン・ホフマン演じるそんな父親役の奮闘ぶりがまず目に付く。夫に我慢出来ずいきなり家庭を捨てたメリル・ストリープもまた、自ら捨てたものの重大さに気が付く。そんな大物俳優二人の演技力がすごいし、子供の関係性を見事に描き演じていた。
子供
離婚を経て親として強くなる夫を描いている 時代背景とマッチして名作といわれているのかそれほどの感動もなく重たい映画だと感じた着地点も少しあいまいであった ただし人間味のつまった映画であることは確かでそこは評価できる それと子役が最高に可愛かった いろいろと考えさせられる作品であった
クレイマーVSクレイマーだというのを初めて知った。
クレイマー、クレイマーがVSモノだということを今日初めて知った。 なるほど確かに親と子のクレイマーが楽しそうに対決している。 親クレイマーは何と対決しているのか、それは息子と子育てという問題と対決しながら、実は自分自身と対決している。 親として成長する中、自分自身と対決して自分が成長するというそういった趣旨の作品である。 私の大好きなダスティン・ホフマンの代表作と言ってもいいだろう。 元妻役のメリル・ストリープもとても綺麗な頃の作品だ。 今ではかなり年もとったように思うが、それでもまだまだ。 という気がしないでもない。
子どもの涙は反則だ!
涙を誘う感動ストーリーで、泣いたことはあまりなかった。でも、これは泣いた!よくあるような話といえば、よくあるような話なのだが、なにせ子どもがなく姿に鼻の奥がツーンとしてきて、涙が出てきてしまった。家族がいるのが当たり前の日常すぎて、他のことに気が向いてしまうこともあるかもしれない。だけど、いつだって支えてくれてるのは家族なのだということを忘れてはいけない。そう思うと、一人暮らしをしてホームシックになっていた私は、今すぐにでも実家に帰りたくなった。思い切り親に甘えたくなった。とにかく、泣けた!良い映画に巡り会えた。
じわじわとくる人間味あふれる家族愛
人間味ある家族愛を感じられる作品でした。 突然妻に別れを告げられ男一つで息子の面倒を見ることになった主人公。しかしその主人公が息子によって、父親としてまた人間として成長していく過程が見ていて共感しつつ感情移入させられます。それによりだんだんとこの作品に対しての思いや感動がどんどん大きくなっていきます。特に序盤と終盤の親子で料理するシーンは見比べてみると、これまでの経験によって得たいろんな思いが詰まっている様な気がして余計に感動してしまいました。 また若かれしダスティンさん、そしてメリルさんの感情をさらけ出しては抑えつつの演技が素晴らしいです。これほどのものを魅せられるとまた一段とその登場人物たちに感情移入してしまいます。 じわじわと感動させられ家族愛を感じずにはいられない映画。名作と呼ばれるには申し分ない作品でした。
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