「ジーンハックマン、うまいね。」クリムゾン・タイド 藤崎敬太さんの映画レビュー(感想・評価)
ジーンハックマン、うまいね。
艦長と徐々に、副長を疎ましく思う演技が、秀逸だった。
軍生活が長く、それだけに視野の狭い艦長と、自分たちの任務が人類にもたらす
影響力を考えながら、軍務に就く副長ハンター少佐。
その相違が、非常に見応えがあった。音楽が緊迫感を煽る。
通信が途切れ、その後の状況がわからないのにミサイル発射しようとする艦長は
非常に危険に思えた。観客は皆、副官に肩入れしながら見ていただろう。
大局的視野で俯瞰しながら、自分の仕事を遂行する大切さを感じた
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