劇場公開日 2024年10月11日

「美しく格調高い名画」グラディエーター 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5美しく格調高い名画

2024年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

リドリー・スコット監督の最高傑作でしょうか。
11月15日には24年振りの続編「グラディエーターⅡ英雄を呼ぶ声」が
公開されます。
以前に見ていましたが、「グラディエーター」を再鑑賞しました。

素晴らしい映画ですね。以前より楽しめました。
美しい風景。
闘いが行われるコロッセウム。
撮影に衣装(皇帝、姉の妃、グラディエーターの美しい衣装)
グラディエーターのマキシマス(ラッセル・クロウ)を
取り囲むような元老院の貴族たち。
紀元180年。
隆盛を誇ったローマ帝国も変遷期。
皇帝も年老いて後継者の実子コモドゥス(ホアキン・フェニックス)は、
皇帝の器ではないと将軍マキシマスに共和制にして、皇帝を譲る
心づもりだった。
それを知ったコモドゥスは父・皇帝を絞殺して皇帝の座を奪う。
邪魔になったマキシマスは暗殺を逃れたが、奴隷に身を落とし、
遂には剣闘士(グラディエーター)として、生き始める
強くて勇敢なマキシマスは頭角を表して、遂にローマの
コロッセウムで競技に出る。
圧倒的に強くて人気の高いマキシマス。
皇帝として畏れを感じたコモドゥスはマキシマスとの《一騎討ち》を、
計画する。
(自分の対面を保つためだ)
しかし腹黒いコモドゥスはマキシマスに深い痛手を負わせて、
その上で戦うだ。
《ここが1番の見せ場です》
痛手を負いつつコモドゥスの剣を振り払い、
2人は素手で戦うが、コモドゥスはまたしても小刀を抜き
マキシマスに迫るが、小刀を奪ったマキシマスはコモドゥスの
息の根を止める。
しかしマキシマスもまた深手から息絶えるのだった。
そしてマキシマスは遺体は貴族たちに担がれて讃えられる。

ラッセル・クロウ抑えた演技が光ります。
悪役ホアキン・フェニックスの姉妃(コニー・ニールセン)への執着。
父皇帝への屈折した思い。
甥の幼いルキウスまで手に掛けようとする残忍さ。
ホアキンの本領発揮です。
モロッコで撮影されたというマキシマスの故郷。
妻子と暮らすのを夢見た肥沃は農地。
天国で妻子に巡り会えたのだろうか?

琥珀糖
ぷにゃぷにゃさんのコメント
2024年11月14日

グラディエーター2も見応えがあるんじゃないかと、期待に胸ふくらませてます。

あ、ご報告ですが、「ゴールデン・カムイ」の原作まんが、やっと読み終わりました。
長かった。
でもおもしろかった。
すごい作品でした。

ぷにゃぷにゃ
しろくろぱんださんのコメント
2024年11月11日

グラディエーターおもしろく鑑賞しました。
コモドゥスがホアキンとは知らずに見ていたので後に知って驚きました。
若い頃のホアキンはイケメンでしたね。
今週上映のグラディエーターⅡが楽しみです。

しろくろぱんだ