「やっぱりマキシマスがかっこよすぎる」グラディエーター shocolatさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱりマキシマスがかっこよすぎる
クリックして本文を読む
20年以上前に観て以来お気に入りで、DVDも手元にある。今回の続編にあたって公開されたデジタルリマスターは絶対観るしかない案件。
映画館の迫力ならでは、序盤の戦争シーン、コロセウムの死闘シーン。昔だからこそのエキストラの使い方と上映時間。没入しながらたっぷり鑑賞出来た。
悲しみ、絶望、憎しみ、憐憫、正義…様々な葛藤を抱え哀愁漂うマキシマスの瞳と背中がそれはもう訴えかけてくる。かっこいい。歳を経てイケおじになったり太ったただのおやじになったりするラッセル・クロウだけど、マキシマス時分、本当に「精悍」という言葉がよく似合うと思う。
妻子を愛し、国を憂い、忠義を尽くす。でも人間くささや茶目っ気もある。多少のご都合主義展開もあるけれど、それをもってしても何度観ても泣ける超大作に変わりない。
主人公が死んである種のハッピーエンドを迎えるのは「100万回死んだ猫」とこの作品以外ない。
コメントする