クライ・ベイビーのレビュー・感想・評価
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初期の怪作とは違ったウォーターズ監督の妙味が炸裂!
ご存知、ボルティモアの怪人ことジョン・ウォーターズ監督が放つミュージカル・コメディにして、ジョニー・デップがその存在感を華々しくスクリーンに刻んだ名作でもある。ウォーターズといえば当初は「ピンク・フラミンゴ」などの怪作で知られていたが、どうやら「ヘアスプレー」の成功でハリウッド・スタジオの見方も大きく変わり、本作の企画も割とすんなりと通ったようだ。こう書くと、振り切れた作風が軟弱なものに落ち着いてしまったかのごとく聞こえるかもしれないが、決してそうではない。彼はスタジオとの契約を守りつつも、その中で可能な限り自分の持ち味を炸裂させている。その奮闘がすこぶる楽しく、頼もしい。何よりもジョニー・デップのハマり方は何だろうか。数々の監督たちが彼の才能や存在感に惚れ込んだ理由がわかる。一方、思いがけないところでワンシーンだけウィレム・デフォーも登場。これまた強烈な彼らしさがいっぱいで、たまらない。
【”監獄ミュージカル”若きジョニー・デップがプレスリーの様に独特の動きで歌うミュージカルシーンの数々はナカナカ魅力的です。】
ー 今作は、「シザー・ハンズ」と同年(1990年)公開であるが、趣は全く違う。それはジョニー・デップが若い頃から幅広い演技が出来た事に尽きるであろう。-
■とある高校に通う不良グループのリーダー、”クライ・ベイビー”という綽名のウェイド(ジョニー・デップ)は、お嬢様のアリソン(エイミー・ロケイン)に一目惚れし、アリソンもクールな魅力を持った彼に惹かれ、2人は恋に落ちる。
しかし、アリソンを取り巻く裕福で保守的な伯母や友人たちは、不良と付き合うことに猛反対する。
◆感想
・今作の魅力は、若きジョニー・デップがプレスリーのようなヘアー・スタイルで独特の動きで歌うミュージカルシーンである。
・彼の歌声も、シーンによって変えているし、(吹き替えじゃあないよね。)ナカナカ魅力的なのである。
<今作は、癖の強いカルト映画の巨匠、ジョン・ウォーターズ監督が珍しく真面に作った、歌あり、ダンスありの寓話的な恋物語なのである。
保守的な上流階級の人達への皮肉は、タップリ盛り込まれているけどね。>
文句なんかクソくらえ!これがラブコメじゃなけりゃなんだ!
ジョンウォーターズ中期の傑作
笑いながら歌って踊れ!泣き続けろ!
支離滅裂なようで思いやりがある家族たち
文字通り"愛と涙"に溢れている
やはりジョンウォーターズの映画はサントラが欲しくなる
クセの強すぎる各面々に圧倒され続ける映画
サントラも必聴!!
この頃があるからこそのジョニー・デップ、ボルチモアを舞台にしたオールディーズ全開なミュージカル「ヘアスプレー」も傑作だったジョン・ウォーターズのデタラメで楽しくて不謹慎でテンション上がりっぱなしな勢いが最高。
イギー・ポップのコミカルな存在感とウィレム・デフォーのチョイ役は「ラブレス」へのオマージュか?
カルトな雰囲気がプンプンに全体的な映像のLookやセンスに音楽も素晴らしい、これを単純に楽しめないのは可哀想、これぞミュージカル映画としての面白さ!?
ジョニーデップ若い
ジョニーデップがめちゃくちゃ若い!
そりゃそうだよな!1990年公開って自分が生まれた年だわ!
でもほんとうっとりするぐらいカッコいい。
ストーリーはバカバカしくてプッてくる笑
一応ミュージカルなのかな…?
ジョニーデップが歌上手いのにも注目。
ファッションとかメイクとか車とか、すごいかわいい!
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