「情けないけど色気と哀愁のある男」蜘蛛女 柿男さんの映画レビュー(感想・評価)
情けないけど色気と哀愁のある男
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とことん女に人生を狂わされていくダサカッコいい男の人生を描いたノワール映画の秀作◎。特に蜘蛛女ことモナに溺れ、快楽から破滅までのフルコースをおみまいされ、そして最後はとうとう自分の存在すら見失ってしまう始末。
この破滅への描写がトントン拍子でありながら内容は決して希薄ではなく物凄く濃い◎。コンパクトなのにワンシーンワンシーン見応えがあった。
個人的にちょーおもしろかったのは車からモナが死亡証明書を加えて逃亡して走ってくとこ。パンプス蹴り上げて走る姿、最高に滑稽だったな◎
あと最初から最後までこの女のセクシーショットはたくさんあるんだけど一回も興奮しなかった。タイプじゃないというか、エロさが気持ち悪かったw
ラストシーンはもう哀愁たっぷりのラスト。あんだけ女にだらしなかったのだから、もうとっくに他の女に目移りしてもおかしくないと思うのですが。。最後は一途なのかよw
「やっとわかった」、懲りたって事ですね。うーん情けないけど哀愁あります。ゲイリーオールドマンは最高に色男です◎
この作品も良いですが、レオンの彼もヤバいです、あまりにも有名ですが。主役じゃないのに持ってかれます、おすすめ。
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