「マフィア下部の生態」グッドフェローズ parsifalさんの映画レビュー(感想・評価)
マフィア下部の生態
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レビューの評価が高いので初めて視聴。実話に基づいたストーリーということだが、ギャングが、どのようにお金を稼いでいるのか、どんな生活をしているのかがわかった。実話ということもあってか、普通の人が汗水たらして稼いだり、我慢しているところを、一瞬で超えて、悪事をして気儘にド派手な生活をしているので、胸糞が悪くなる思いがした。
評価が高い人は、爽快感を覚えるのだろうか?実話を基にしているだけに、余計、陰惨で救いようがない人種だと感じた。結局、自分には合わないタイプの映画なのだろう。
強奪にしても、殺人にしても、浮気や妻との諍いにしても、ノリと軽い感じで描かれていて、それがストーリーに独特のテンポを生み出しているように感じた。
ルフトハンザ航空から600万ドル強奪して、暫くはお金を使わないようにというジミーの指示を破って、多くの手下が豪勢な買い物をしたのを見て、バレるのを恐れて殺していったのには恐怖を覚えた。仲間だろうが何だろうが、自分が一番ってことか。
スタンリーが、最後、ポーリーもジミーをも裏切って、彼らを売って証言をしたのに、グッド・フェローズ?って。結局、金と自分の保身が全てなのかと思ってしまった。
でも、今のアメリカも稼ぎ方は違うが、同じようなことをやっていると思っている。これが、ギャングがアメリカという国の本質なのかもしれない。
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