劇場公開日 1990年10月19日

「デニーロ&ペシの最強ギャングダッグ」グッドフェローズ カメさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0デニーロ&ペシの最強ギャングダッグ

2019年2月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.9
デニーロとジョー・ペシとのギャングをさせれば最強のダッグ。
スコセッシの他作のカジノでもその後に共演するが、2人が並ぶだけで見応えがあり、痺れる演技である。
2人の凹凸はピタリと会い、掛け合いはサイコーである。
スコセッシのギャングのファミリーの描き方は、嬉しい時は底抜けにお互いを喜び称え合い、また怒りの表現では凄まじく激昂し、また怒りの沸点が非常に低く、人間性を上手く表現している。いずれもいい意味で無邪気でストレートに感情を剥き出しにするキャラクター達がどんどん好きなってくる。
ストーリーもギャング界の成り上がり人生を描き、普通の生活や人生を送るのを嫌いギャングの道を志した主人公が、最後はその普通の人生を望む心情が皮肉に表現されており、見応えはフルボリュームにある。

カメ