劇場公開日 1981年5月4日

「ドリー・パートンのカントリー♪」9時から5時まで きりんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ドリー・パートンのカントリー♪

2025年2月17日
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最近ドリー・パートンのオリジナル曲「オールウェイズ・ラブ・ユー」がお気に入りで、Youtubeをずっと聴いている僕。
もちろん あのホイットニー・ヒューストンのカバーも良いのだが、作者本人が歌うどこか哀しげで、けれど べとべとせずにサラッと流して聴かせるカントリー魂には、超しびれる。
お互いに年を経たケニー・ロジャースの隣で歌うステージの ショート動画だ。これが良い。音もカットもとても良い。
大変な再生回数だから、世界中には僕と同じファンが大勢いると言うことだろう。

― という訳で、
彼女の出演するコメディを引っ張り出してみた。
もちろん軽快でバンジョーもバックで鳴っている彼女ドリーの主題歌もゴキゲンだ。

オフィスに就職したジェーン・フォンダと、友だちのリリー・トムリン。そして職場の名物女ドリー・パートン登場。

上司とのすったもんだもありながら、9時から5時まで働くアメリカのOLたちの仕事とプライベートの愉快な物語でした。
1980年のアメリカの事務職とOA機器とファッションもなかなかの見ものです。

実はうちの母も
駐日の米国企業に勤めていた時期があって、面接の時のやり取りの様子はわが家では語り草。
英字新聞の発行所でした ―
「きみは英語は大丈夫かね?」
「はい。話せるはずです」。
「きみはタイプライターは使えるかね?」
「はい。使えるはずです」。
・・これで採用されたらしい(笑)
だからうちにはOlivettiのタイプライターがあったし、僕も英語の授業のノート作りにしょっちゅう借りていた。

異国籍企業で度胸を磨いた母は、その次には華僑の経営する高級ステンレス調理器具=鍋などのセールス販売員に。
新聞社でも鍋屋でも、人種や出身地によってお給料は段階的に差が付けられていたそうだ。
どんな友だちが出来たか、今度きいてみよう。

働く女たち、たくましくて最高です。
ドリー・パートン、大好きです♪

きりん