「アクションは満喫できる」空軍大戦略 はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションは満喫できる
何となく戦争映画を観たくなり拝見しました。
マイケル・ケインをかろうじて知ってる以外、出演者は誰も知らない者のレビューです。。。
気付けば30分以上が過ぎていた。揉め事や企みといった人間模様も特筆することないし退屈な前半だった。
空中での戦闘シーンで少し目が覚めたけど、映像的なスリルは普通。しかし、さすが「空軍大戦略」というタイトルだけあって度々空中シーンが続くので否応にも眠気は軽減された。
残念なことに、合間にある仲間内でのゴタゴタ話しがあまりにつまらなく、こりゃ戦闘シーン以外に引き付けられる場面はないなと感じてしまった。音楽も必要以上に入れすぎで、私は観てて緊張感が減ってしまった。電話交換してる指令センターみたいな所は面白みがありましたが・・・。
ただ後半は、メロドラマみたいな場面や、「我々ドイツ軍は出陣するのだ~!」という演説シーン、避難所で待機する住民、そしてパラシュートで脱出~落ちた家で子供がタバコをプレゼント等々コミカルな場面も挟むので、空中戦以外でも飽きない工夫を感じる。人によっては「このシーン何の意味があるの?」 強引に付け加えたように思うかもしれません。
実写と模型をミックスした手作り感は、この時代ならではのものがあり良し悪しは人それぞれでしょう。私は120分前後、セリフをなくし音楽だけにした空中戦はスリルを感じましたが、全体的には人間模様が感じにくく、アクションを楽しむだけの映画で終わってしまったのが残念。
アクションシーンを堪能するため、もう一度、観る気になれる映画かな。そうすれば内容ももっと理解できる気がする。
以上、何の知識もない者が観た感想でした。
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