劇場公開日 1956年9月8日

「1956年のクオリティ」禁断の惑星 bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)

4.01956年のクオリティ

2021年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

世界大戦も終結し冷戦下。辛うじて保たれている平和を背景に宇宙に目を向ける時代だった。米ソはロケット開発でしのぎを削る。そんな背景下で、このクオリティは感心。先住の宇宙生物のくだりも、目に見えない怪物も、光線銃と電磁バリアもご都合主義とはいえ、当時としては最新の筋書きだったろう。
一点だけ、原子炉の扱いがぞんざいで放射能汚染をそれほど気にしていない風が?だった。核爆弾でなければ安全で有効なエネルギー源という風潮だったのかもしれない。
アン・フランシスの見とれる脚線美とロボットの対称が作品の幅を広げたと思う。今思うと、1960年代まではデパートのおもちゃ売り場もロビイ型ロボットが機械音たてながら動いていた。幼い自分は欲しい反面、ちょっと怖くて、「何が欲しい」に躊躇したなあ。

Bluetom2020