「10年の時を経て、あのコングが蘇る!」キングコング2 ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
10年の時を経て、あのコングが蘇る!
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あの貿易センタービルから落ちたキングコングが、実は生きていたというお話。
なんと、レディコングなるもう一頭が生存していることがわかり、輸血が可能となったため、10年後に人工心臓を移植手術して蘇ることができたという、何とも都合のいい話。
前作の感動的なラストから始まり、昏睡状態となったコングが映し出される。
手術を担当するのは、「ターミネーター」シリーズのリンダ・ハミルトン。最初から最期までキングコングのために尽力してくれました。
【ネタバレ】
怪獣映画大好きなんで、この作品にも興味津々でした。観た覚えはあるんですが、映画館へ見に行ったのか、ビデオで見たのかも覚えてません。内容もうろ覚えだったんで、新鮮な気持ちで楽しめました。
キングコングの恋物語。ホノボノとした雰囲気でホンワカした気分にはなるんですが・・・
怪獣映画に求めるそれとは違うんだよな。
後半は、人間(軍隊)との戦闘で、それなりの盛り上がりもあるんですが・・・ちなみにコング討伐の指揮をしていた軍人は「ビバリーヒルズ・コップ」のジョン・アシュトンでした。
本作品は微妙でした。
10年の間、見守り続けたコングを結局殺してしまう。コングは、何にも悪い事してなかったのに、人間のエゴで悲惨な目に遭ってしまった。
見ていて、人に対する怒りしかわかず、何とも後味の悪い作品でした。
ラスト、レディコングがベビーコングと仲睦まじく過ごす姿で、やっと救われた気分です。
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