キャント・バイ・ミー・ラブ

劇場公開日:

解説

ザ・ビートルズの同名ヒット曲を主題歌に、恋の駆け引きに明け暮れる青春を描く。製作はトム・マウント、監督は「バディ・ホリー物語」(78)のスティーヴ・ラッシュ、エグゼクティヴ・プロデューサーはジェレ・ヘンショーとロン・ベックマン、脚本はマイケル・スウェドリック、撮影はピーター・リヨンズ・コリスターー、音楽はロバート・フォークがそれぞれ担当。出演はパトリック・デンプシー、アマンダ・ピーターソンほか。

1987年製作/アメリカ
原題または英題:Can't Buy Me Love
配給:ジョイパックフィルム
劇場公開日:1988年3月19日

ストーリー

高校の最終学年進級を目前に控えたロナルド・ミラー(パトリック・デンプシー)の夏休みは芝刈りアルバイトの毎日だった。新学期が始まると、彼は幼なじみのケネス・ワーマン(コートニー・ゲインズ)ら“ボケ”と呼ばれるグループでトランプをする日々。ロナルドは、チアリーダーのプリンセス、シンディ・マンシーニに憧れているが、声もかけることができない。新学期パーティの時、シンディは母親から借りたスエード・スーツに赤ワインをかけられてしまう。翌日、店でスーツを交換しようとするが、とても元通りにはならない。その様子を見ていたロナルドは、服の代金1000ドルを払う代わりに、1カ月間自分と恋人のふりをしてくれとシンディに頼む。人気者のシンディと“ボケ”のロナルドのカップルは学校中の注目を浴び、最初はただの契約のつもりだったシンディも段々とロナルドに魅かれてゆく。だが人気に浮かれるロナルドはシンディを振り、皆の人気は一層彼に集まる。ニュー・イヤー・イヴのパーティに、シンディの昔からの恋人ボビーがやって来てロナルドにつめ寄る。ついにシンディは皆に、1000ドルで恋人を頼まれたことをバラしてしまう。ロナルドは学校の皆から完全に無視され、ようやく自分の愚かさに気づく。ロナルドはシンディに謝りに行くが、すぐには相手にされない。だがやがて、シンディは自分の方から、やり直しましょうと言ってくれるのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0屁こきとクソ投げ

2019年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 主人公ロナルドは仲間とともにポーカーばかり。望遠鏡も魅力だったが、最後のハイスクール生活を人気者で通したいと考えた結果だ。シンディにはフットボール選手ボビーというボーイフレンドがいるのだが、そんなことはおかまいなし。その千ドルが高いかどうか、判断基準がわからない。

 デートも順調。洗車も楽しそう。飛行機の墓場が印象的だ。その後、星を見ながら別れ方をどうしようかと切り出したロナルド。「このまま付き合おう」などと言わずに、17年間デートしたこともなかっただけに、女心も理解できない。

 屁こきのビッグ・ジョンが笑えるし、アフリカ文化アワーを見て身につけたアリクイ・ダンスが最高だ。

 シンディの友達と付き合うことになってしまって、人気者も絶頂期に達するが、新年パーティでは元彼のボビーが来たことによりシンディが秘密をバラしてしまう。そして、どん底。蛍の光をバックに一人歩く姿が印象的だ。イモ仲間にもばかにされてしまう。金で愛情なんて買えないけど、人気者の地位なら買える。

 イモ仲間ケネスとはクソ投げの事件がありいがみあっていたが、最後には本当にかっこいいところを見せてくれた。

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kossy

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