きっと忘れないのレビュー・感想・評価

自由と民主主義と言うが、それを実践出来ている国家はかつて存在しなかったし、これからも存在し得ないと思う。それは社会主義と同じだ。そして、現在の資本主義にも限界が見えてきた。僕はアイビ◯・リーグは出ていないが、中学3年のレベルでも、それくらい分かる。おそらく。アイビ◯・リーグの限界は男性優位な資本主義の上に立っているからだと思う。世の中を鑑みれば、アイビ◯・リーグをはじめとした有名大学の出身者の影響で、逆に世の中は悪くなっていると言っても過言がない。そんな風に感じるが。

だから、世の中を良くするには、新しい教育期機関を作るべきだと思う。
例えば、
マサチュ◯セッツ工科”女子”大学
ハ◯バード女子大学
プリ◯ストン女子大学
を作るべきだ。
男女を平均して入学させるではなく、女子しか入学させない。そんな大学を増やすべきだ。勿論、教授陣も全て女子だけ。そんな大学があればね。決して冗談を言っているつもりはない。

さて、フレキシブルな憲法は悪いとは思わないが、自由と民主主義が実現されていない以上、例え、主権在民な国であっても憲法改正の壁は高く設けるべきだと思う。但し、憲法9条は人類史上初の平和憲法だと僕は感じている。なぜなら、独立国家であれば、軍隊を持って、国を守ると言う発想は当たり前だからだ。その事を考えずに安全保障条約が施行されている。それが、現代史における最大のミスだと思う。右から見ても左から見てもおかしい。その理由は言わずもがなである。理由を説明するとファイヤ♥だから、言った事、忘れてね。

アスベストの事で雇い主が二十年後の健康を保証しないと言っているが、アスベストが日本で労働安全衛生法でコントロールされるようになったのは、2006年からである。それはそんな仕事をしていたので、良く覚えている。忘れない。

原題 With Honors
製作年 1994年
製作国 アメリカ
劇場公開日 1994年10月15日
配信で「きっと忘れない」

　教授を議論で打ち負かすシーンで胸がスカーっとなるけど、あとは死期が迫るサイモンが可哀想に思えてしょうがない。乗船したときにアスベストを吸い込み肺病にかかった彼は、ただ死ぬのを待つだけ。人生において大切なもの、それは優秀な論文を書くことではない。自分の信じたものを貫き通すことなんだな。

　「アメリカの憲法、自由に修正できるからこそ良さがある」と主張するサイモン。日本とは大違いで、単なる法律の判断基準としか機能していない。日本での改憲派は、崇高なモノを低俗なモノに落とそうとしているだけなんでしょうね。