キッド

劇場公開日:2000年9月23日

解説

ある日突然、“8歳の頃の自分”に出会ってしまった男が、成功一辺倒に生きる自分の姿に疑問を持ち、人生を見つめ直すファンタジックなヒューマン・ドラマ。監督は「フェノミナン」のジョン・タートルトーブ。出演は「シックス・センス」のブルース・ウィリス、「スクリーム3」のエミリー・モーティマー、映画初出演の子役、スペンサー・ブレスリン。

2000年製作/104分/アメリカ
原題または英題:The Kid
配給:ブエナ ビスタ
劇場公開日:2000年9月23日

あらすじ

ラス・デューリッツ(ブルース・ウィリス)は有名人にイメージ・アップのためのアドバイスをほどこす優秀なイメージ・コンサルタントで、リッチな独身生活者。唯一の肉親である父親とは長年疎遠で、傲慢なまでに自信たっぷりの男だ。カメラマン兼アシスタントのエイミー(エミリー・モーティマー)は、そんなラスにことあるごとにお説教。間もなく40歳を迎えるある夜、ラスは自宅で小さな男の子を目撃する。その時は見失ってしまうが、翌日、もう一度その少年に出会ったラスは、少年が昔の自分=ラスティ(スペンサー・ブレスリン)であることを知る。話をするうちに、ラスは今の自分が子供の頃の夢をひとつも叶えていないことに、がく然とする。パイロットを夢見ていたこと。大人になったら犬を飼おうと思っていたこと。幸福な家族を作ること。そして、ラスティにもうすぐ訪れる8歳の誕生日が、自分の人生で最悪の日だったことを思い出す。その日、悪ガキの手から犬を助けようとして、逆に殴られたことをきっかけに、ラスはいじめられっ子になってしまったのだ。その思い出を塗り替えようと、誕生日、ラスティは悪ガキに勝負を挑む。ラスのクライアントの一人、ボクサーのケニーから教わったボクシングで、みごと悪ガキのボスをやっつけるラスティ。しかし誕生日の最悪な出来事は、まだ終わっていなかった。この日、幼いラスは、母親がガンで助からない事実を知ってしまったのだった。しかし大人になったラスは、妻を失うことを恐れるあまり、息子に冷たい態度を取りつづけてきた自分の父親を許すことができた。飛行場のカフェで誕生日を祝う二人の前に、犬を連れた老人が現れる。それは70歳のラスだった。老人のラスは、自分の操縦する飛行機で家族と共に旅行に出かけるところだという。その姿に励まされたラスとラスティは、それぞれの人生に戻るのだった。

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映画レビュー

3.5 タイトルなし(ネタバレ)

2024年9月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

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ムーン

3.0 イメージコンサルタントとして成功しているブルース・ウィリスだけど、...

2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

イメージコンサルタントとして成功しているブルース・ウィリスだけど、人間性に問題あり。
そんな彼がふとしたことから自分の子供時代と出会い、40歳にして自分自身を見つめ直し、自分の人生を見つめ直す。
いくら成功しても人間性に魅力がないのは寂しい気がするので、ラストのラスティの心が優しく変化していく姿は良かったし、音楽の使い方もディズニーっぽかったし、ほっこりした気持ちで観れた。
たとえ夢を叶えることが出来なくても、努力でいくらでも人生をよくすることが出来ることを教えてくれます。

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よっしー

4.0 8歳の頃の自分と会ったら・・

2021年2月11日
スマートフォンから投稿

幸せ

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映画は生き甲斐

4.5 良くも悪くも因果応報

2020年2月2日
Androidアプリから投稿

最初は飛行機で日本公開前に、次はTVで。
子供の自分と会う事で、自分が無くして来た物が何か、その大切さを再認識する。
出会った二人が行動する事で幸福な未来に繋がる
ディズニーらしい映画。
そういえば、これを見てアニメ以外も作るのか?と思った。 この後、実写も増えた。

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