「90年代半ば NYの様々なリアル」KIDS キッズ sugar breadさんの映画レビュー(感想・評価)
90年代半ば NYの様々なリアル
リアルドキュメンタリー風だが、意外とストーリーテリングとして成立している。なので、(描写の好き嫌いは別にして)飽きることなく観られた。
無軌道で、何も考えていない当時の若者たちの日常が、奇異ながらも見入らせる「何か」であったということか。
いや、現在でもティーンの性衝動は形を変えて存在し、SNSでより陰湿で悪質になっているのだが。
地下鉄の盲目のおじさんがめちゃくちゃ歌がうまかったり、お節介を通り越して慈愛を感じるタクシー運転手など、これもNYのリアルなのだろう。
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